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健康な生活と病気の予防
1 健康の成り立ち
①主体の要因と環境の要因
日本ではかつて、結核性肺炎などの感染症が死因の上位を
占めていた。
しかし、栄養状態や生活環境の改善、保健・医療水準の向上
などによって急激に減少した。
現在では、食生活の変化や運動不足などによって、がん・心臓病
・脳卒中などの生活習慣病が死因の上位を占めている。
こうした病気の移り変わりを見ると、病気にはその人自身である
主体の要因と、主体を取り巻く状態である環境の要因の方が
複雑に絡み合っていることがわかる。
主体の要因には、体質や年齢などの素因と、生活習慣や行動が
ある。
環境の毒因には、物理・化学的環境の要因、生物学環境の
要因、社会的環境の要因がある。

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②健康の成り立ち
健康は、主体と環境を良好に保つことによって成り立つ。
健康を保持増進するためには、一人一人が自らの行動や環境を
健康的なものにすることが重要。
また、行政による情報提供や環境整備などの社会的な
取り組みが必要

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2運動と健康
①運動の効果と必要性
適度な運動は、体の各器官を発達させるとともに、健康保持増進
させる効果がある。
また、ストレスを和らげるなど、精神的にもよい効果がある。
今日では、機械化や自動化、外遊びやスポーツを行う機雲の減少
などによって、運動不足の傾向が見られる。
これは、体力の低下などではなく、肥満症や動脈硬化、糖尿病
の生活習慣病の原因になる。

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②健康がりのための運動の行い方
健康づくりのための運動は、①安全であること。②効果があること。
③楽しいことの3つの条件を満たすことが必要。
中学生の時期は、特に持久力や筋力が著しく発達する時期なので、
これらを高める運動を継続的に行うのが◎!!
ただい骨関節が著しく発育している時期でもあり、これらの負担の
かかる運動を繰り返し行っていると、スポーツ障害を起こすこともあるの
注意!!

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3食生活と健康
①エネルギーや栄養素と食事
生命を維持するために最小限必要なエネルギーの消費量を
基礎代謝量という。
私たちは消費エネルギーを食事によって補給する。
体が発育する時期や活動量が多い場合には普通の食事をとっている
だけでもエネルギー過多になりやすいので、生活の中に積極的に
運動を取り入れることがGood
健康のためには、栄養素をバランスよくとることが必要。
これの不足が取りすぎは、さまざまな障害の原因になる。

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②生活リズムと食生活
朝食を抜くなどして、食生活が乱れると、健全な発育・発達が
望めないばかりか、健康に悪影響を及ぼす。
健康のために、生活リズムを整えて、規則正しい食生活を送ること
が大切!!

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中学生の時期の食生活で気をつけて!!なこと。
○朝食で生き生きした○しっかりとろう!
1日を始めよう!!
鉄・カルシウム、食物繊維
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○食べすぎ、偏食、無理なダイエット○夜食に気を付けよう!
は禁物!!!
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4 休養・睡眠と健康
①心身の疲労とストレス
長時間の学習・運動・作業などは疲労をもたらす。
これは、眠気やだるさ、不安など、心身の状態の変化として現れる。
現れ方は、活動の内容や量環境条件や個人によって違う。
疲労やストレスが蓄積すると、抵抗力が低下し、感染症に
かかりやすくなる。
また、胃潰瘍や高血圧、心臓病、脳卒中などの健康障害に
つながることがある。
②休養・睡眠のとり方
休養は、心身を休めて疲労を回復したり、ストレスを解消したりする
とともに、文化活動や社会活動などを通じ、明日への殻を
養うために必要。
休養のとり方としては、休息、入場、睡眠、栄養補給
運動などがある。
睡眠は、1日の疲労を取り除き、活力を蓄えるために欠かせない
十分な睡眠をとるためには、心身の状態や環境を整え
生体リズムに合わせて決まった時間帯に明ることが重要!