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5 台車を用いて, 運動について調べる実験を行った。 あとの問いに答えなさい。 ただし, 100gの物体にはたら
重力の大きさをINとし,台車にはたらく摩擦や空気の抵抗は考えないものとする。
<実験>
① 質量 170gの台車に,質量 30gの棒磁石を固定した。 次に図1のように,棒磁石を固定した台車
を斜面上の点Aに置き, 静かに手をはなした。台車は動き始め, 点B,Cを通過し、検流計をつない
だコイルの中を通り,点Dを通過し, 車止めで停止した。台車がコイルを通過したとき,検流計の針
が振れた。 ただし, このレールの点Bから車止めまでは水平である。
②図1の実験装置を、図2のようにレールの傾きを大きくし,点Aと同じ高さの点Aから台車を走
らせた。
図1
B
検流計
0 時間
コイル 車止め
D
図2
イ
I
KKK K
速
0 時間
20
時間
20 時間
A
(1) 実験の①で,台車が点Aから点Cまで運動するときの、時間と台車の速さとの関係をグラフに表すとどうな
るか。 最も適するものを、次のア~エから1つ選び, 記号を書きなさい。
ア
高さは同じ
B
(2)実験の①で、台車がBC間を運動しているとき, 棒磁石にはたらいているすべての力を,解答用紙のを作
用点として,矢印 (→)で表しなさい。 ただし, グラフの1目盛りを0.1 Nとする。
イ点Dのときの方が大きい。
(3) 実験の①の下線部で、検流計の針はどのように振れたか。次のア~エから1つ選び,記号を書きなさい。
ア 片方に振れたまま止まった。
イ片方に振れ, もとにもどった。
ウ左右に何度も振れ続けた。
左右に1回ずつ振れ,もとにもどった。
(4) 実験の①の下線部で、検流計の針が振れたのはなぜか。 「コイル」, 「磁界」という言葉を使って書きなさい。
実験の①で、台車が点Cと点Dを通過するときの速さを比べるとどうであるか。 次のア~ウから1つ選び、
記号を書きなさい。
ア点Cのときの方が大きい。
ウ点Cと点Dで同じである。
(6) 実験の②で,斜面上の台車にはたらく重力の斜面方向の分力の大きさと,点Bを通過するときの台車の速さ
は、実験の①と比べてどうであったか, 書きなさい。