VPT
II
炭酸 HECO3は2価の弱酸であり,次のように電離する。ここでK,, K2は各段階の電離定数である。
K= 4.0×10-7mol/L
K, = 5.0×10-11 mol/L
HCO3
H* + HCO3
HCO3
H+ + COg?-
2H+ + CO- で表される。
ーク
問4 HCO3 が完全に電離するときの反応式は HCO3
この電離式の平衡定数Kの値を, 単位を付して有効数字2桁で求めよ。
4.0×(0x5:0×10~"
-20× [D e
- 2-Dr()
図1は HECO3の水溶液に水酸化ヒナトリウムを加えていったときの滴定曲線であり, 図2はその
ときの pH と物質(イオン) a,b,cの存在割合を表したグラフである。
問5
pH
H2CD3
HCD3.
C03
1.0
C
a
0.5
7
X
0
- pH
d
mL
図1
図2
(1)図1で,Xの付近は水酸化ナトリウム水溶液を加えても, PHが大きくは変化していない。 この
ように酸や塩基が少量加えられても PHの値をほぼ一定に保つはたらきを何と呼ぶか。
(2)図2のa,b,c はそれぞれ H.CO。 , HCO。-, CO3- の化学種の一つである。 bはどれか。
(3) 図2でaとbの存在割合が共に 0.5になる点( d )のPHを求めよ。ただしlog02=0.30 とする。
4)密閉容器に水と二酸化炭素を入れ, 圧力をかけて溶解させた。H:CO3の濃度が 0.10 mol/Lに
なったときの水溶液の水素イオン濃度を, 有効数字2桁で求めよ。
化学種の存在割合