-
-
水溶液中の物質を区別するため,(実験1)から(実験5)までを行った。図1のピーカーA,
B, C, D, Eには,塩化アンモニウム,塩化ナトリウム,水酸化ナトリウム,塩化水素,水酸化
カルシウムのいずれかの水溶液が入っている。
3
図1
ロロロ
A
|B
C
D
E
ピーカーAからEまでの水溶液の一部をそれぞれ別の試験管にとり,それぞれの試験
管にフェノールフタレイン溶液を数滴加えた。ピーカーAとEの水溶液は赤色になった
が、他の水溶液は変化しなかった。
ピーカーAからEまでの水溶液の一部をそれぞれ別の試験管にとり,それぞれの試験
管に二酸化炭素を吹き込んだところ,ピーカーEのみが白く濁った。
ピーカーBとEの水溶液の一部をそれぞれとり,試験管の中で混ぜ合わせた。その試
験管を加熱すると特有の刺激臭のある気体Xが発生した。
ピーカーCとDの水溶液をそれぞれ1滴ずつ別のスライドガラスにとり,ガスパーナー
で静かに加熱し,水を蒸発させたところ,ピーカーCの水溶液のみ白い結晶が残った。
ピーカーAとDの水溶液を,ある比率で試験管の中で混ぜ合わせると,ピーカーCと
同じ物質の水溶液ができた。
[実験1)
(実験2)
(実験3)
(実験4)
(実験5)
次の(1)から(4)までの問いに答えなさい。
(1)ピーカーC, Eの水溶液中に溶けていた物質は何か。次のアからオまでの中から,それぞれ最
も適当なものを選んで,そのかな符号を書きなさい。
ア 塩化アンモニウム
ェ 塩化水素
ウ 水酸化ナトリウム
イ 塩化ナトリウム
オ 水酸化カルシウム
【実験3)で発生した気体Xについて説明した文章として最も適当なものを,次のアからカま
での中から選んで,そのかな符号を書きなさい。
ア 気体Xの集め方としては水上置換法が適している。また,この気体xの分子1個は2種類の
原子が全部で3個結びついてできている。
イ 気体Xの集め方としては水上置換法が適している。また,この気体Xの分子1個は2種類の
原子が全部で4個結びついてできている。
ウ 気体Xの集め方としては上方置換法が適している。また,この気体Xの分子1個は2種類の
原子が全部で3個結びついてできている。
ェ 気体Xの集め方としては上方置換法が適している。また,この気体Xの分子1個は2種類の
原子が全部で4個結びついてできている。
オ 気体Xの集め方としては下方置換法が適している。また,この気体Xの分子1個は2種類の
原子が全部で3個結びついてできている。
カ 気体Xの集め方としては下方置換法が適している。また,この気体XXの分子1個は2種類の
原子が全部で4個結びついてできている。