17.
27 ℃, 大気圧 103.60 kPa で次の
メスシリンダー.
水
実験を行った。
混合気体の入ったガスボンベの質
量は 198.18 g であった。右図のよう
に装置を組みたてて, ガスボンべか
ら気体の一部を放出した。メスシリ
ンダーの水面と水槽の水面を一致さ
せ,気体の体積を測定すると 450 mL
であった。気体放出後のガスボンベの質量は 197.18 g であった。
下の問いに答えよ。 ただし, 気体は理想気体とし, 気体の水への溶解およびゴム管内の
気体の量は無視できるものとする。 気体定数は8.31×10° Pa·L/(mol·K) とし,27 ℃に
おける水の飽和蒸気圧は 3.60kPa とする。
(1) ガスボンベ中の混合気体の平均分子量はいくらか。小数第1位まで答えよ。
(2) 気体の分子量を求める目的の実験で, 下線部のような操作を行う理由を簡単に述べ
ゴム管
水
槽
よ。
(3) ガスボンベ中の混合気体には,ブタン(分子量58) とプロパン(分子量 44) の2種類が
含まれている。ブタンのモル分率を有効数字2桁で求めよ。
ガスボンベ