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114 リードC
リード D
短日 夏~秋
(1) アカザの苗を地点bとcにもちこんで
野外で栽培を試みたとき, それぞれの
地点においてアカザが花芽をつける時
期の予測として妥当なものを次の(ア)~
(エ)から1つ選べ。 またそれが妥当だと
考えられる理由を述べよ。
17
a
16
15
b
地点a
14
C
(北緯50)
13
長(時間)
12
地点り
11
10
9
(ア) 地点b では夏至と秋分の間に,地
8
7
点cでは一年を通して花芽をつける。
春分 夏至 秋分 冬至
解
208
(イ)地点bでは夏至の頃に,地点cでは一年を通して花芽をつける。
(北緯40°)
地点C
(北緯26°
(ウ)地点b では夏至と秋分の間に花芽をつけ, 地点cでは一年中花芽をつけない。
(エ)地点 b では春分の頃に花芽をつけ, 地点 c では一年を通して花芽をつけない。
(2)アカザとは異なるある植物の苗を地点bとcにもちこんで野外で栽培を試みたと
ころ,地点bでは春分を過ぎてまもなく, 地点cではそれより1か月ほど遅れて
花芽をつけ始めた。 この植物は短日植物か長日植物かを答えよ。 また,この植物
の限界暗期は約何時間かを答えよ。
(3) アカザの苗を地点aにもちこんで野外で栽培を試みても繁殖させることができな
かった。そして,地点 aに自生する植物を調べてみたところ,ほとんどが長日植
物であることがわかった。 地点に自生する植物には長日植物が多い理由を述べ
[11 大阪大 改]
よ。
思考 211 次の文章を読み, 以下の問いに答えよ。
自らの花粉が受粉しても受精が起こらなくなる性質を自家不和合性という。自家不
和合性にはS遺伝子から発現したSタンパク質が関係し、花粉側のSタンパク質と
柱頭のSタンパク質の
T
S, または S2 が花粉に存在する。 (A)と(B)のい
S, と,の遺伝子が発現してタンパク質がつ
のタンパク質との関係で, 花粉の発芽や花粉
(1) 自家不和合性のない植物が,この性質を
(2) 表の組み合わせで, 自家不和合性をも一
ブラナ科またはナス科植物をそれぞれ
で交配した場合,交配 ①~⑥のうち,
上,花粉の発芽または花粉管の伸長が
たく起こらないと予想されるものはど
アブラナ科およびナス科植物について
ぞれすべて選べ。なお,同じものを
んでもよい。
(3)(2)の②の交配によってナス科植物に
と分離比を以下の (例) のように答え
(例) S3S3 SS4 S3S5 : S4S52:0
212 次の各問いに答えよ。
(1) オオムギの種子の発芽におけるジ
いて100字以内で述べよ。
(2) マカラスムギの芽ばえを暗所で
は負の重力屈性が見られる。この
内で説明
第6章