BC12H1402 の芳香族化合物の構造推定 分子式がCHO2である中性の芳香族化合物
Aについて次の実験を行った。 化合物 A~G の構造式を記せ。
実験1 化合物 Aを加水分解したのち、その溶液を酸性にしたところ, CeHgO2の分子
式をもつカルボン酸Bと中性の化合物Cを生じた。
実験2 化合物Cはナトリウムと反応し、水素を発生した。
実験3 化合物Cは臭素と反応し、臭素が付加した化合物Dを生じた。
実験 4 化合物Dは K2C1207 と反応し、中性の化合物E を生じた。 化合物DおよびEは,
いずれもヨードホルム反応に陽性であった。合
実験 5 カルボン酸Bを酸化すると, CgH6O4 の分子式をもつ化合物Fを生じた。 化合
物Fを加熱したところ,分子内で脱水して化合物Gを生じた。
(11 東邦大 改)