針
題 1
等加速度直線運動の式
正の向きに 10.0m/sの速さで進んでいた自動車が,一定の加速度で
速さを増し、 3.0 秒後に正の向きに 16.0m/sの速さになった。
(1)このときの加速度はどの向きに何m/s2 か。
(2) 自動車が加速している間に進んだ距離は何mか。
(3)こののち自動車がブレーキをかけて,一定の加速度で減速し,
40m進んで停止した。 このときの加速度はどの向きに何m/s2 か。
初速度の向きを正とおいて、速度や加速度の符号に注意して式に代入する。
(1) 加速度をα[m/s2] とする。 「v=vo + at」 (p.22 (8) 式) より
16.0 = 10.0 + α x 3.0
②
これをαについて解くと a = 2.0m/s2
>0 (正の向き) であるから, 加速度は正の向きに 2.0m/s2
1
(2)進んだ距離を x[m] とする。 「x=vot+1af」 (p.22(9) 式)より
x = 10.0×3.0 + × 2.0 × 3.02 よって x = 39m
2
(3) 加速度をα'[m/s2] とする。 「v2vo=2ax」 (p.22 (10)式)より
02 - 16.0° = 2a′ × 409
これをαについて解くと α = -3.2m/s2
a' < 0 (負の向き) であるから, 加速度は負の向きに 3.2m/s²
正の向きに 8.0m/sの速さで進んでいた自動車が,一定の加速度で速
さを増し, 4.0秒後に正の向きに 14.0m/sの速さになった。
(1)このときの加速度はどの向きに何m/s' か。
(2)自動車が加速している間に進んだ距離は何mか
③ こののち自動車がブレーキをかけて,一定の加速度で減速し、
35m進んで停止した。このときの加速度はどの向きに何m/s2 か。