論述 の中
o1相生の遷移(3) 九州のある火山地帯(海抜300 m以下) では, 噴出年代の異な
る5つの溶岩流A~Eがあり,それぞれに森林が発達している。それぞれの溶岩流
の森林において, 同じ大きさの方形枠(区) を設定して.その中に生えているa種と
b種の樹木の直径を測り,本数を数え, 下図のような結果を得た。
A
C
本
b種
a種
数
L
0 20 40 60 0 20 40 60
0 20 40 60
0 20 40 60 0 20 40 60
直 径 (cm)
(1) a種とb種は,それぞれ陽樹と陰樹のどちらか。?
(2) A~Eの森林の遷移の順序を示せ。(解答例:A→B→C→D→E)
(3) 一般に,遷移の過程において, 森林形成時にはまず陽樹林が形成され,やがて陰
樹林へと変化していく。このように陽樹林から陰樹林へ変化する理由を50字以
内で述べよ。
(長崎大)
6章 植生の多様性と分布
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