|7| 化学変化の規則性 うすい塩酸に石灰石を
加えたとき,石灰石の質量と発生する気体の質量と
の関係を調べるために, 次のI~Ⅲの手順で実験を
行った。この実験に関して, あとの各問いに答えな
図1
図2
ビーカー
うすい
塩酸
石灰石
薬包紙
さい。[新潟県
(6点×4)
74.00g口■口
図3
I 図1のように, うすい塩酸15.0cmを入れたビー
カーを電子てんびんにのせ, ビーカー全体の質量
を測定したところ,74.00gであった。
I 図2のように,このビーカーに,石灰石0.50gを加えたところ,気体
が発生した。気体の発生が終わってから, 図3のように反応後のビーカー全体の質量を測定した
ところ, 74.28gであった。
I このビーカーに,さらに石灰石
0.50gを加え,反応が終わったこ
と,または,反応がないことを確認してから, ビーカー全体の質量を測定する操作を行った。こ
の操作を,加えた石灰石の質量の合計が3.00gになるまでくり返し行った。右上の表は,この実
験の結果をまとめたものである。
(1) Iについて,発生した気体の質量は何gか, 求めよ。
電子てんびん
74.28 g
加えた石灰石の質量の
合計[g]
0.50
1.00
1.50
2.00
2.50
3.00
反応後のビーカー全体の
質量(g]
74.28 | 74.56
74.84 | 75.12 | 75.62 | 76.12
こ巻 1.50
に
1.00
( 0.22
g)
(2) I, Iについて, 表をもとにして, 加えた石灰石の質量の
合計と,発生した気体の質量の合計との関係を表すグラフを
右にかけ。
0.50
0 0.50 1.00 1.50 2.00 2.50 3.00
加えた石灰石の質量の合計[g]
(3)) 皿について, 加えた石灰石の質量の合計が3.00gのとき,石
灰石の一部が反応せずに残っていた。残った石灰石を完全に反応させるためには, 同じ濃度のう
すい塩酸がさらに何cm'必要か, 求めよ。
7.5
cm')
4)この実験で用いたものと同じ濃度のうすい塩酸75.0cm'に, 石灰石12.00gを加えて反応させ
ると, 発生する気体の質量は何gになるか, 求めよ。
4.4
g)
発生した気体の質量の合計(g]