〔問2〕 不平等条約の改正は国民全体の大きな悲願となっていき,このような世論の後押しがあった
(2)]
からこそ、条約改正が成しとげられたといってもよいだろう。 とあるが,次のI の略年表は,幕
末から大正にかけての主な出来事をまとめたものである。 IIの文章は,不平等条約改正について
述べたものである。 Ⅱの改正が行われた時期に当てはまるのは,Iの略年表中のア~エのうちで
はどれか。
主な出来事
II
政府はロシアの南下政策を
I
西暦
1868
●新しい政治の方針を示した五箇条の御誓文が
出される。
ア
1889
●天皇が国民に与えるという形で, 大日本帝国・
憲法が発布される。
F
1895
日清戦争の講和条約である下関条約が結ばれ・
る。
警戒したイギリスと交渉し,
むつむねみつ
陸奥宗光外務大臣のときに,
日英通商航海条約を結んで,
ウ
1905
日露戦争の講和条約であるポーツマス条約が
結ばれる。
領事裁判権 (治外法権)の廃止
に成功した。
H
1914
●サラエボでのオーストリア皇太子の暗殺事件
をきっかけに、第一次世界大戦が始まる。