間5
文章中の下線部 (ウ)に同して、 ニトロゲナーぜは後素に触れると活性が著しく低下
する。そのため、 素固定細菌には徴素によるニトロゲナーゼの活性の低下を防ぐさ
まざまなしくみがみられる。 次の文章はそのしくみについて説明したものである。 こ
の説明に関する下のは)12)の各間いに答えよ。
アナベナはシアノバクテリアの一種で, 球形の光合成を行う細胞が連なって糸状に
なっている。これら大多数の光合成を行う細胞とは別に, 形や大きさが異なる特殊な
細胞(以下、異型細胞とよぶ)がある。 窒素固定はこの異型細胞だけで行われる。 異型
細胞におけるニトロゲナーゼの活性の低下を防ぐしくみとして, 異型細胞は酸素発生
を欠いている。また, 異型細胞は光合成を行う大
が起こる光化学反応である
多数の細胞とくらべて呼吸速度が大きいこと, 異型細胞の細胞壁は酸素の透過性が
J
ことなどにより, 細胞内の酸素濃度が結果的に低く保たれている。
時間的な違いに
一方,異型細胞をもたない別の種類のシアノバクテリアでは,
(エ)
よってニトロゲナーゼの活性の低下を防いでいる。
1} 文章中の空欄
に入る語の組合せとして最も適当なものを、 次の
J
1~4のうちから -つ選び, 番号で答えよ。
1
光化学系I
低い
2
光化学系I
高い
3
光化学系I
低い
4
光化学系Ⅱ
高い
文章中の下線部 (エ)は, 具体的にはどのようなことを説明しているか。ニトロゲナー
その活性の低下を防ぐための, 時間的な工夫として推論されることを40 字以内で答
えよ。