以下はメチルプレドニゾロンの定量法
(JP17)についての記述である。問2に答え
よ。
本品を乾燥し、その約10 mgを精密に量り、
メタノールに溶かし、正確に100 mLとす
る。この液5mLを正確に量り、メタノールを
加えて正確に50 mLとする。この液につき、
(層長1 cmのセルを用いて)紫外可視吸光度
測定法により試験を行い、波長243 nm付近
の極大吸収の波長における吸光度Aを測定す
る。
メチルプレドニゾロン(C,HagOg)の量
(mg)
A
-x 10000
400
ミ
(400は243 nmにおけるメチルプレドニゾロ
ンのE)
1%
'lcm
問2 メチルプレドニゾロン錠(1錠100
mg)5錠をすりつぶし、その粉末250 mgを
精密に量りとり、上記定量法に従って試験を
行ったところ、吸光度Aは0.400であった。こ
の錠剤1錠(100mg)中のプレドニゾロンの
含量(mg)を求めよ。ただし定量は錠剤中
のメチルプレドニゾロン以外の成分の影響は
受けないものとする。