とはすべきである」
「学」とは「人が生きることのできる空間」として様々な制度をつくり、ポ
法とは共同体に属する同胞への「正当化」手段である。
法学
第1回 法と法学を学ぶ意義
1 法と法学
(1) 「法」とは
1) 「正義」 の実現
・複数の行為者間の公平な扱いや、それを可能とする調和ある秩序。
2) 規範性
・当為
要件
(2) 「法学」 とは
〜すべきであるべき、 〜すべきではない
と効果
を定める
1) 「人が生きることのできる空間」として様々な制度をつくり、維持する「制度知
2) 法的三段論法: 共同体に属する同胞への「正当化」手段
①大前提:法命題、法規範
↓
②小前提事実の包摂、事実認定
↓
③ 結論
判断、認定された事実へ法を適用
1
高田久実
(例)
①大前提昼食の前に手を洗わない子は叱る
②小前A君が手を洗わなかった
③結論 A君を叱る
園にはルールがあってそのルールを守らなかった
A君を叱った。
生意気なA君は家に帰って先生におこられ
たことだけを親に伝えた。
親は理由が分からないため園にクレーム
を入れた。園は説明ができる。