旧石器時代は、数万年前から約一万年前の、打製石器を使っていた時代です。
狩猟や採取を行なっていました。
縄文時代は、約一万二千年前から紀元前4〜3世紀ごろまでです。
旧石器時代と同じく狩猟や採取の時代ですが、磨製石器を使ったり、貝塚を作ったりしていました。
つまり、大きな違いは石器です。
旧石器時代=打製石器、縄文時代=磨製石器
昔は、日本には旧石器時代はなかったと思われていました。
(新石器時代になってから大陸から人類が渡ってきたと考えられていた)
しかし、相沢忠洋が岩宿遺跡で打製石器を発見したことから、日本にも旧石器時代があったことがわかりました。
ちなみに、世界的に見ると、縄文時代は、新石器時代とほぼ同じです。
世界の歴史では、 旧石器時代→新石器時代
日本の歴史では、 旧石器時代→縄文時代
...となっています。