✨ Jawaban Terbaik ✨
芥川龍之介の羅生門ですね！
この作品で注目するのは、主人公の「下人」の悪と良心の葛藤です。所々に心の動きを示す語があるので、しっかり押さえておいてください！
本題に入る前に少し説明を。読み飛ばしてもらってもOKです！
下人は、現代でいうホームレスの状態に追い込まれています。生きるためには手段を選んでいられません。(犯罪をおかす、など)つまり、生きるために悪を選ぶか、潔く飢え死にするかの選択を迫られているのです。
ここで「ニキビ」がポイントになってきます。まとめると、
右の頬にできた、大きなにきびを気にした〜
短いひげの中に、赤くうみを持ったにきびのある頬である。
右の手では、赤く頬にうみを持った大きなにきびを気にしながら、聞いているのである。
★不意に右の手をにきびから離して、
となります。
下人は文中、ずっと同じことを気にしています。
そう、悪と良心です。老婆とのやり取りの間、ずっと右手でにきびを触っています。(=にきびを気にしている)
終わった後、急ににきびから右手を離します。そして下人は着物を奪い闇に消えてしまいます。闇、という表現から下人の将来が明るくないことが想像できます。下人は悪を選んだのです。
にきびから右手を離したのは、ずっと気にしていた良心を手放した、という解釈でいいのではないでしょうか。
これをヒントにして解いてみてくださいね！
ありがとうございます🌷