化合するというのは他の原子とくっつくということです。
なぜそんなことをするのか。
安定したいからです。
希ガスといって周期表の一番右側の縦一列の元素は非常に安定した状態です。
しかし、それ以外の元素は安定していませんからなんらかの方法で安定したいわけです。
方法として希ガスの電子配置を形成すれば安定できます。
難しいことは抜きにして希ガスの電子の個数に自分が持っている電子の個数を合わせれば安定できます。
周期表を見てください。塩素は一番右から1つ左の列ですからあと1つ電子が欲しいわけです。
だから、他の原子と化合して電子を1つ奪うか共有するかします。
その結果、電子(-)をもらったので塩素原子全体でマイナスに帯電することになります。
これは中学生の範囲ですからしっかり理解してくださいね。
オクテットについては熟知しております。
オクテットの規則はほぼ経験則で導き出していて、全ての原子について成り立つものではありません。
しかし、現在の高校課程では私が説明したように説明するのです。
化合物中に塩素が含まれているとなぜCl⁻として存在するのかと言われれば電気陰性度やオクテットの規則を考えて各原子の酸化数を考えたり、電子配置を考えたりしてなぜCl⁻になるのかを説明しますが、オクテットが適用できない範囲については大学からです。
高校課程にオクテット則を持ち込んで揚げ足を取る方がよほど理解の妨げをしているのではないでしょうか。無知を知りなさいなどと豪語されましたからびっくりしてプロフィールを見させていただきましたが、難関大を目指していろんな知識をつけられるのは結構でしょうが、相手が何を求めているのかを的確に理解できなければこのようなSNSで文句をいう資格などあるのでしょうか。
そこのところをもう少し考えてから発言していただきたいです。
そもそもオクテット則は
第二周期の元素や第三周期のアルカリ金属、アルカリ土類金属までにしか適用できないのですべての原子には適用できません。
無知を知りなさい。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/オクテット則