鉄には、磁石を引き付けるという固有の性質がありましたね。(あくまで、鉄の性質であり、金属の性質ではない。)Bの試験管は硫黄と混ぜたことにより、Fe+S→FeSという化学反応がおこっています。化学反応の前後では原子の数や種類は変わりませんが、組み合わせが変わることによって別の物質となり、全く異なる性質を示します。よって、単体の鉄が存在していない(単体の鉄が硫黄と反応することで硫化鉄になった)ので、磁石を引き付けるという性質は持ちません。
Aの試験管は混合物です。混合物は、ただ混ぜているだけであり、反応はおこらず、最初に混ぜた鉄がそのまま残っていて、鉄としての性質は残っています。
解答としては
(答)試験管中に単体として鉄が存在しているということ。
がいいでしょう。
逆に、Bについて聞かれることも多くありますが、その場合は
(答)鉄が硫黄と反応することで、別の物質に変化したため、鉄としての性質を示さなくなったということ。
みたいな感じでいいと思います。
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