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酸化力のある酸として、熱濃硫酸、濃硝酸、希硝酸、王水があげられますが、塩酸や希硫酸なんかは酸化力がありません。その違いはどこから生まれるのでしょうか。酸化力のある濃硝酸に酸化力のない塩酸を加えたら、最強の酸化力が最強の王水ができるなんておかしいと思うんですが。

Answers

酸化力とは『電子欲しい力』なので電気陰性度の大きいハロゲン分子、酸化数が大きくて不安定である無水硫酸(熱濃硫酸)や硝酸が大きい。不安定なのは電子配置を書いてみればわかる。塩酸は不安定でもなければ電子も足りているので酸化力はない。おまけだけど次亜塩素酸の塩素は酸素に電子を取られて電子欲しい状態だから酸化力がある。あと王水についてはそもそも塩酸は酸化力そのものと関係ない。王水の酸化力は硝酸由来。塩酸の塩化物イオンは金と配位結合して水溶性イオンを作るからほんの少し硝酸が金を溶かしたら雪崩的に金が溶けるのが理論。

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