✨ Jawaban Terbaik ✨
まず、「なり」と読んでも、置き字で読まなくても、「也」の意味は共に断定です。ですから、どちらで読んでも意味は同じです。
一、文末にあるかどうか。
→文中…「や」主格を強調(~は)
→文末…文の上を見る。
二、文に疑問詞があるかどうか。
→疑問詞あり…「か・や」係助詞(~か)
→疑問詞なし…「なり」断定(~である・~だ)
というのが、参考書に書いてある通りで、「借虎威」ではこうなっています。
一、「子無敢食我也」
この文章のポイントは「無敢~」です。ここは(きっと授業等でやったかもしれませんから軽く流しますが)、禁止です。無(勿・莫・毋)を用いた禁止形は、命令形で終わります。しかし、「也」が「なり」と読むときは、連体形・体言の次に来るときだけです。
つまり、「無」が強すぎて、「也」を「なり」と読めなくなってしまった訳です。
二、「是逆天帝命也」
この文では、「也」を「なり」と読みます。理由は二つあります。
一つ目、文末だから。
二つ目、「是」があるから。
「是」は主語と述語を結ぶ働きをします(英語でいうbe動詞です)。be動詞を使うときは「~だ・~である」と訳します("I'm a student."を思い出してください)。
ですから、断定の口調がはっきりでている、「なり」と読むわけです(「是」の時は「也」は「なり」と覚えてください)。
というわけで、置き字か、「なり」と読むかで意味は変わらないので、周りの読み方で変わる、と思ってください。
詳しい説明ありがとうございました!
またお願いします