表
確保
問2 右の表は国とb国における, α財とβ
財についての労働生産性 (一定の時間に
β 財
α財
て、
も
おける労働者一人当たりの財の生産量)
を示したものである。 ここでは,各国の
a 国の労働生産性
1単位
3単位
b国の労働生産性
6単位
3単位
試)
(注)特化前も特化後も、表中の各単位のα財もし
くはβ財の生産に必要な一定の時間と, 労働
者一人当たりの総労働時間とは一致するもの
とし、このことは両国とも同じとする。
労働者数は, a 国が200人, b国が
180人であり、各財への特化前は、両
国ともにα財と β 財の生産にそれぞれ
半数ずつが雇用されているとし、各財へ
の特化後も、 両国ともにすべての労働者
が雇用されるとする。 また、 両財
は労働力のみを用いて生産され, 両国間での労働者の移動はないこととする。この表か
ら読みとれる内容として正しいものを、下の①~④のうちから一つ選べ。
(21年政経第2日程)
a 国がα 財の生産に特化し, b国がβ財の生産に特化すれば,特化しない場合に
比べ、両国全体でα財の生産量は640単位増加し,β財の生産量は570単位増加す
る。
a 国がβ財の生産に特化し, b国がα財の生産に特化すれば,特化しない場合に
比べ,両国全体でα財の生産量は640単位増加し,β財の生産量は570単位増加す
・ドリスト
る。
a 国がα財の生産に特化し, b国がβ財の生産に特化すれば,特化しない場合に
比べ, 両国全体でα財の生産量は440単位増加し,β財の生産量は30単位増加する。
④ a 国がβ財の生産に特化し, b国がα財の生産に特化すれば, 特化しない場合に
比べ, 両国全体でα財の生産量は440単位増加し,β財の生産量は30単位増加する。
問2 [答]
インド
リカードが論じた比較生産費説 (国際分業および自由貿易を擁護するための理論)が前提になってお
り若干の計算が必要だが, 与えられた条件のみで正答できる問題。
特化前: a 国は α財を100 (=1単位×100人) 単位,β財を300 ( =3単位×100人) 単位生産
特化前: b国はα財を540 ( = 6単位×90人) 単位. 財を270=3単位×90人) 単位生産
特化前の合計の生産量は, α財が640 (=100+540) 単位. β財が570 (=300+270) 単位。
表から分かる生産効率を考え, a 国がβ財に,b国がα財に特化すると
特化後 : 国の生産量は, α財が0単位,β財が600 単位 ( = 3単位 × 200人)
特化後: b国の生産量は, α財が1080単位 ( = 6単位×180人) β財が0単位
特化後のα財の生産量は1080 (=0+1080) 単位 β財の生産量は600 ( = 600+0) 単位
特化することで α財は440 (=1080-640) 単位, β財は30(=600-570) 単位増える。
以上のことから、正解は④になる。