(2)は、経度の差=経線の数を数えたらわかりますよ。
ア~エのどれもが同じ緯線の上にあるから、経度の間隔が一番短いところが答です。
ア~イ…6 イ~ウ…6 ウ~エ…7 エ~ア…5 なので、答はd。
(1)は、難しいですね。
緯度の間隔は、どこをとってもほぼ同じだということを知っていないと解けません。
地球は「球体」なので緯度0度(赤道)~北緯10度、北緯10度~北緯20度、…(略)…北緯80度~北緯90度の間隔は、ほとんど同じです。厳密に言うと、自転の遠心力で赤道付近が少し膨らんでいますが、地球の大きさに比べると、ほんのわずかです。
地球1周(=360度)が4万㎞なので、緯度1度分の距離は40000÷360=111.1㎞。
地図の下に「緯線経線は15度間隔」と書いてあるので、下の図に描いた所は約1667㎞になります。
これを参考にして、東京とペキンの間の距離を見ると、およそ2000㎞だとわかります。