Question

れもん

(オ)について、解説の赤線部から(オ)が誤りであると分かるのはなぜですか？🙇🏻‍♀️

364.硫酸濃硫酸に関する次の記述のうち, 誤りを含むものを1つ選べ。
(ア)濃硫酸は密度の大きい液体である。
(イ) 濃硫酸を水と混合すると,大量の熱が発生する。
(ウ)濃硫酸は強い吸湿性を示し,乾燥剤として用いられる。
(エ) 濃硫酸をスクロースに滴下すると, スクロースが黒色に変化する。
(f) 澱硫酸に銅片を加えて加熱すると,水素が発生する。

364. 硫酸
解答 (オ)
08 (
解説(ア) (正) 濃硫酸は,密度が1.83g/cm3の重い液体である。
(イ)(正) 濃硫酸を希釈して希硫酸にするとき,大量の熱が発生す
る。
H2SO4+aq
→
H2SO4aq △H=-95kJ
(ウ)(正) 濃硫酸は吸湿性を示すので,気体の乾燥剤に用いられる。
濃硫酸は酸性乾燥剤であり、中性および酸性の気体の乾燥に適してい
る。
(エ)(正) 濃硫酸は脱水作用を示し, スクロースC12H22O 11 などの化
合物から,水素原子Hと酸素原子0を2:1の割合で奪う。
C12H22O11
→
12C+11H2O
(オ)(誤)加熱した濃硫酸 (熱濃硫酸) は強い酸化作用を示し, 銅など
の, 水素よりもイオン化傾向が小さい金属とも反応して二酸化硫黄 SO2
を発生する。
Cu+2H2SO4
→
CuSO4+2H2O +SO2

非金属元素

Answer 1

xX_Xeno_Xx

この画像と問題文に書かれていた物質（濃硫酸 = 2H₂SO₄ と銅片 = Cu）から、イオン化傾向の大きい水素、つまり、他の物質より速くイオン化してしまい、また、銅イオン（Cu²⁺）と硫酸イオン（SO₄²⁻）は他のイオンとくっつきやすい性質があります、
なので銅イオン（Cu²⁺）と硫酸イオン（SO₄²⁻）は互いにくっついてしまい、硫酸銅（CuSO₄）になってしまいます。
残った水素（2H₂）と酸素（O₂）と
二酸化硫黄（SO₂）は水素（2H₂）と酸素（O₂）どうしで結合して水（H₂O）に二酸化硫黄は他の元素と結合せずに残るからです。