Biology
SMA
Terselesaikan

2022-12
下線部dとは抗原抗体反応のことです。
①実験3の文章をみて、私はマウスに致死量の毒素を注射した直後に、毒素を無毒化する抗体を注射したところとあり、マウスに致死量の毒素を入れたのだから、血清療法では弱毒化させた毒素を注射するから✖️としたのですが、これは文の後半の毒素を無毒化にする抗体(別の動物から得た抗体が含まれた血清)を注射したとと言うところから、うまく言えないのですが、マウスに致死量の毒素いれ、あらかじめ別で作った血清をマウスに注射したと言う解釈であってますか?

②また、選択肢c.dがダメな理由として解説にはこの2つは直後には働かないからとあるのですがあまり理解できてなくて教えていただきたいです🙇‍♀️

どなたかすみませんがよろしくお願いします🙇‍♀️

Answers

✨ Jawaban Terbaik ✨

①まず、ここで言う「『毒素』を無毒化する」の『毒素』とは、注射した毒素のことです。ですから、選択肢bは動物に抗原を注射して作らせた抗体を含む血清を接種して毒素を取り除く血清療法の原理と一致します。
またワクチンと混同されているようですが、血清療法は弱毒化した抗体を注射するものではありません。弱毒化した病原体(抗原)を注射して、2次応答を利用した免疫を獲得するのが生ワクチンの仕組みです。
抗原が毒素、抗体を薬とするならば、血清療法は薬を注射する治療法、ワクチンは(無害にした)毒素を注射して感染前にあらかじめ免疫をつけようとするものです。

②あまり深く考えなくていいですよ。もしc、d(マウスに備わっている免疫)だけによって生存できたとするならば、それはもともと致死量の毒素とはいいません。
また①で説明したように答えはbですから、あらかじめ他で作られた抗体そのものを注射したことによって生存できた=自分作った抗体によるものではない と考えられます。
「直後に働かないから」という解説は恐らく、「毒素(抗原)に対して後々抗体の産生はあるが、抗体が作られるまでに一定の時間がかかるため生存できた要因としては考えない」ということです。

ゆる

教えてくださりありがとうございました🙇‍♀️
とても詳しくありがとうございました!!
確認なのですが、
血清療法 : 別の動物に弱毒化させた毒素を注射し、その動物から血液を採取し、抗体を含む血清を取り出す。そして、毒素を取り入れた人にさっきとった血清を注射することで、症状を抑える
そして、抗体が直接注射されるから記憶細胞とかには残らない

予防接種 : あらかじめ弱毒の毒素を注射し、1次応答させて記憶細胞作っとく。そして、もし、その毒素が再度入った時に、2次応答させて早く反応できるようにする

で合ってますか?
どちらも毒素は注射するけど、血清療法は症状軽減、予防接種は免疫をつけるためですか?

御時間がある時に教えていただけると幸いです🙇‍♀️

ve

おおかた正しいです。血清療法では毒素は注射しません。
二つの共通点相違点をまとめますね。

共通点
・獲得免疫の仕組みを利用していること。
・抗体によって毒素を無毒化するところ。

相違点
・血清療法では他の動物の獲得免疫を利用するが、予防接種では自身の獲得免疫を利用する。
・血清療法では抗体を注射し、予防接種では抗原を注射する
→血清療法では抗体産生の過程を飛ばせるため、即効性が高い

> 血清療法は症状軽減、予防接種は免疫をつけるためですか?

言い方によってはそうなりますが、
血清療法→すでに身体に侵入した抗原に対する治療法
予防接種→抗原が身体に侵入してきた時に素早く免疫応答するための予防
と区別しておけばいいと思います。

ちなみに、、
血清療法のメリット
即効性が高い

血清療法のデメリット
注射する血清には抗体以外の物質も含まれるため、拒絶反応が起こることがある。
2度目に同じ血清を注射すると、1度目の動物血清成分に対して免疫が働いてしまい効果が薄れてしまう。

ゆる

詳しく教えてくださりありがとうございました🙇‍♀️
血清療法と予防接種の共通点、相違点、血清療法のメリット、デメリットありがとうございます!!特に血清療法のデメリットの1つ目の方で拒絶反応が起こることは知っていたのですが、理由を知らなかったのですごく助かりました✨本当にありがとうございました🙇‍♀️

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