Chemistry
SMA
Terselesaikan
問3 B液の濃度を求める段階で何故左辺に×2するのかがわかりません。自分は右辺に×2すればいいと思ったのですが。
実戦
基礎問
13 食酢の濃度決定
問3
3
化学
次の文章を読み、下の問いに答えよ。 ただし,原子量はH=1.0.
0=16.0, Na=23.0 とせよ。
C=124
そ
食酢中の酢酸の濃度を求めるために, 操作1~4の実験を行った。
操作1 シュウ酸標準液 (A液) の調製
器具Xにシュウ酸二水和物 (H2C2O42H2O) 2.52gを入れ, 純水を
加えて溶かし、全量100mLのシュウ酸標準液 (A液)をつくった。
操作2: 水酸化ナトリウム水溶液 (B液) の調製
操作3 水酸化ナトリウム水溶液 (B液) の中和滴定
器具Yを用いて, A液10.0mL をコニカルビーカーにとり, 指示薬
を数滴加えた。 次に器具Zに入れたB液を少しずつ滴下したところ、
中和点までに40.0mL必要であった。
操作 4 食酢中の酢酸の中和滴定
器具Y を用いて, 食酢 10.0mL をコニカルビーカーにとり, 指示薬
を数滴加えた。次に器具Zに入れたB液を少しずつ滴下したところ,
中和点までに25.0mL必要であった。
問1 器具 X, Y, Zとして, 正しい組み合わせは次のア~エのどれか。
別の器具Xに水酸化ナトリウム約0.5gを入れ, 純水を加えて溶か
し、全量100mLの水酸化ナトリウム水溶液 (B液)をつくった。
精
正
H2C
H2C
を
(注
X
Y
Z
メスフラスコ
ビュレット
①
ビュレット
ウウ
H
ホールピペット
メスフラスコ
ホールピペット
メスフラスコ
ホールピペット
ホールピペット
メスフラスコ
ビュレット
ビュレット
問2 操作3を行う前の器具Zの扱い方の記述で, 正しいものは次のア~半
のどれか。 ただし、器具Zの内側は純水で洗浄し, ぬれた状態にある。
ア ぬれた状態のままで使用する。
イ A液で内側を洗浄後, ぬれた状態のまま使用する。
エタノールで内側を洗浄後, ぬれた状態のまま使用する。
I 薄めたB液で内側を洗浄後, ぬれた状態のまま使用する。
オ 薄めたB液で内側を洗浄後, 加熱乾燥して使用する。
B液で内側を洗浄後, 加熱乾燥して使用する。
B液で内側を洗浄後, ぬれた状態のまま使用する。
問3 食酢中の酢酸の質量パーセント濃度として,最も近いものは次のア~
⑦のどれか。 ただし, 使用した食酢は市販のものを純水で薄めて調製した。
その食酢の密度は1.0g/cmとし、食酢中に存在する酸は酢酸のみとする。
0.60 H 1.0 オ 1.5 カ 3.0
ア 0.10
イ 0.20
キ 6.0
ク 10
(星薬科大)
中和滴定実験(食酢の濃度決定)
精 講
Step1 標準溶液の調製
正確な濃度のシュウ酸H2C2O4 (注1) の水溶液を調製します。 シュウ酸二水和物
H2C2O4・2H2Oの結晶は空気中で安定で純度が高いので,この結晶を用いて
H2C2O4 標準溶液を調製します。 次の図のようにメスフラスコというガラス器具
を使います。
(注1) シュウ酸は (COOH)2 と書くこともあります。
少量の純水
を加える
標線
純水一
STWOOL
メスフラスコ
に移す
-
(100mL)
(100mL)
H2C2O2H2O よく混ぜてビーカーなどに
標線まで
よく振って
- 100ml
H2C2O4 標準
溶かす
付着している水
溶液は少量の純水
て入れる
純水を加える
均一にする
のできあが
酸化ナトリ
ム水溶液
[ュレット
紙
酸化ナトリウム
の先端まで
はじめる
②中に入れる溶液の濃度が変わると困るホールピペットやビュレットは①と同じ操
まるちゅら
作を行った後, 中に入れる溶液で数回、共洗いしてから使用します。
③ なお, メスフラスコ, ホールピペット, ピュレットのような体積測定用の精密ガラ
ス器具はコニカルビーカーや三角フラスコと異なり、 加熱乾燥してはいけません。
ガラスが熱膨張し, 目盛りが不正確になるからです。 乾燥させたいときは自然乾
燥させましょう。
第1章 理論化学
Zはビュレットなので,中に入れるB液で共洗いしましょう。 よって、半です。
wwwwww
問3 まずA液のH2C2O の濃度を求めます (操作1)。 H2C204 2H2O の式量は126と
なり, H2C2O42H2O1mol の質量は126gです。 またH2C204 2H2O1mol には
H2C2O が1mol 含まれています。 溶液全体の体積は100mL なので、
2.52g
[H2C204] =
÷
126 g/mol
100
1000
L=0.200mol/L溶質 [mol] 溶液 [L]
より
H22O2H2O [mol]=HC2O [mol]
次にB液の NaOH の濃度を求めましょう (操作3)。
H2C2O4+2NaOH→ Na2C2O4 +2H2O
より H2C204 1mol と NaOH2molがちょうど反応します。 NaOHのモル濃度を
x [mol/L] とすると,
NaOH水溶
0.200 mol 10.0
LX2
1 L
1000
40.0
x[mol]
1 L
K
1000
で求めます。
使用した H2C2O4 [mol] 滴定に必要な NaOH [mol] 滴定に必要な NaOH [mol]
よって, x=0.100 mol/L
手順
CH3COOH + NaOH→ CH3COONa + H2O
のように CH3COOH1mol を中和するには NaOH が1mol必要なので
次に食酢の濃度を求めましょう (操作4)。 まず食酢中の酢酸のモル濃度を
c [mol/L] とすると,
る度
c [mol]
10.0
-✗
K
1L 1000
0.100 mol
1 K
25.0
X K
1000
使用した CH3COOH [mol]
よって,c=0.250mol/L
滴定に必要な NaOH [mol]
下量測
最後に,モル濃度を質量パーセント濃度に直します。 溶液 1L=10°mL=10℃cm
中に 0.250 mol の CH3COOH が含まれています。 CH3COOH の分子量は 60.0 なので,
そのモル質量は 60.0g/molです。 食酢の密度は1.0g/cmなので,
CH COOH 0.250 molx 60.0 g/mol
全体 103cm×1.0g/cm
-x100=1.5%
マラス
このま
変化
よって、答えはオです。
問1
エ
問2 半
問3
8. 酸と塩基 145
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