✨ Jawaban Terbaik ✨
何回か塾で受験生の授業を持たましたが、やっぱり計算に苦手意識をもつ生徒は多いので、珍しいことではないと思います。ただ、計算が苦手という生徒の中でも、算数ができていないパターンと、理科がわかっていないパターンに分かれると思います。
特にあまり成績が良くない生徒に多いのが、算数ができないパターンです。とはいえ僕は、解説の時に「理科の計算なんか簡単やで、小学校の算数しか使ってへんやろ」ってよく言っています。実際その通りで、数学みたいに複雑な計算は必要ありません。比の計算、速さの計算、割合の計算、たったそれだけできればOK、式さえ立てられたらあとは単純な四則演算です。これだけなのですが、強いて言うなら、単位変換が苦手な生徒は多いです。できないと言うなら、算数をやりなおせとしか言いようがありませんし、そこは慣れです。
式が完成して、あとはxを求めるだけだよね、っていうところまで持ってきたら解ける、そこまで持っていけないんだという場合は、計算ができないのではなく、理科の方が理解不足ゆえに式が立てられないというパターンになります。
具体的な問題がないので抽象的な話になりますが、とにかく、問題文で与えられている条件が何を意味しているのか、その条件のもとでは何が使えるのか、今何を求めたくてそのためには何が必要なのか、何を変化させていて何は変わっていないのか、こういうことを理解できていないと方針がたてられないですよね。例えば、一定量の石灰石に量を変えながら塩酸を加えるとき、「石灰石が残らなかった」って書いていたら「このとき過不足なく反応する」って言うことが読み取れないと解けないし、じゃあ過不足なく反応するときの塩酸の質量が求まっても、そこから求めた値を使ってどうやって式を作ればいいか分からないと手が止まりますよね。
初めから手が動かない、というのは方針が立てられていなくて何をしたらいいか分からないです。
じゃあ、どうしたらできるようになるかというと、こういう方針で式を立てたんだよっていうのを誰かに教えてもらうしかありませんよね。なぜなら、自分で解答を見て考えたとしても、その発想がなければ一生わからないからです。解答を見て分かればそれでいいですが、理解できていないなら、0を重ねたところで0であり、慣れでは解決しないでしょう。誰かわかる人に質問するしかありません。
ご丁寧なご回答ありがとうございます。
確かに、理科の計算は数学のような複雑な計算が必要ないので、式が立てられたら簡単に解くことができますよね。
そして、式が立てられない私は、理科が理解不足なのですね。
「0を重ねたところで0であり…」のところとても刺さりました。。。本当に仰る通りです。。いくら解いても慣れない理由が分かりました。
やはり、一から分からないものは誰かに教えて貰うのに限りますね。
為になるご回答をありがとうございました。「あぁ……なるほど……」となることばかりで。。。
とても参考になりました。
周りの手も借りながら、理科 頑張っていきます!
何かもっとアドバイス欲しいこととかあれば、コメントしてください。化学の問題で、具体的に気になるものがあるなら、送って貰えれば答えることは可能です。