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まず、酸化数は、物質の分子の状態を「酸化数の合計は0」と定義し、分子に含まれる色々な原子の状態を数値化して測ろうとする考え方です。
次に、2H2+O2→2H2Oという反応において、水素分子と結びついて「還元される」のは、酸素分子です。酸化数というのは、その原子の酸化数が反応の前後でどう変化したかによってその原子を含む分子が酸化されたか還元されたかを測るものなので、水素が結びつくから、酸化数がー1になるわけではないのです。
今回の具体例で言うと、O2分子に注目するとO原子の酸化数は0。これが反応の後にはH2Oになっているため、O原子の酸化数はー2となり、還元されているとわかります。さらに、H2分子に注目するとH原子は酸化数が0。反応後にはH2Oとなり、H原子の酸化数は+1となります。
質問の内容に戻りますと、Hの酸化数が+1であるのは覚えないと、ー1になるとか+2になるとか見当違いな酸化数の議論をしてしまうかもしれません。一方で、全ての酸化数を覚えろと言うわけではなく、一般の原子ではH2→2H+ +2 eー のように考えた時にイオンの+ーの数が酸化数になります。しかし、酸化数は絶対にこの法則が成り立つというわけではなく、写真のように、H2O2では酸素原子の酸化数は普通はー2になるはずなのに、ー1になっています。また、物質によっては酸化数を複数とるものもありますので、注意しなければいけません。
酸化数を見分ける方法は①水素の酸化数は+1である→②OやClなどの知っている元素が来たら、ほぼイオンの+ーの数なのでその値を酸化数にする→③全体の分子の酸化数の和は0にするように他の原子の酸化数を調整する というステップで大体もとまります。
分かりました!ありがとうございます!