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4 下記の取引の仕訳を示しなさい。 ただし, 勘定科目は,次のなかからもっとも適当なものを使用
すること。
現
営業外受取手形
建
支
資 本
繰越利益剰余金
有価証券利息
保険差
支払 利
火災 損
手
払
金形物形金金息益息失
当座預金 定期預金
売 掛 金 売買目的有価証券
建物減価償却累計額
れん
営業外支払手形 買掛 金
資本準備金 その他資本剰余金
自己株 式 その他有価証券評価差額金
有価証券売却益 保証債務取崩益
ス 支払手数料
有価証券売却損 保証債務費用
未決 算 保証債務
仕
a. 売買目的で保有している東西商事株式会社の社債 額面9,000,000のうち¥5,000,000
を額面100につき ¥9780で売却し, 代金は端数利息¥45,000とともに小切手で受け取
り,ただちに当座預金とした。 ただし, この額面9,000,000の社債は、 当期に額面
¥100につき¥98.20で買い入れたものであり、同時に買入手数料 45,000および端数利
息¥36,000を支払っている。
株式会社松江商会
売掛
|売商建
b. 島根産業株式会社は, 株式会社松江商会を吸収合併することになり, 株式700株を1株あ
たり¥20,000で発行して、株式会社松江商会の株主に交付した。 ただし,この合併により
島根産業株式会社において増加する資本金の額は10,000,000 資本準備金の額は
¥3,000,000 とする。 なお, 株式会社松江商会の貸借対照表に示されている資産および負債
の帳簿価額は時価に等しいものとする。
金品物
貸借対照表
令和○年4月1日
4,100,000 買
3,700,000
8,200,000
16,000,000
掛
本
14
受取手形
繰越商品
その他有価証券
退職給付引当金
利益準備金
売
投資有価証券売却益
退職給付費用
投資有価証券売却損
保証債務見返
上
金
金
第6回模擬-1級会計問-5
(単位:円)
2,800,000
13,200,000.
16,000,000
c. 取引先である中央商店の依頼により、同店の¥4,000,000の借入契約の保証人となったの
で,対照勘定を用いて備忘記録をおこなった。
d. 従業員鳥取愛子が退職し、退職一時金 9,000,000を定期預金から支払った。 ただし,退
職給付引当金勘定の残高が40,000,000ある。
e.山口物産株式会社は、 自社の発行済株式総数のうち2%にあたる株式を/株につき640
で取得し、 代金は手数料 80,000とともに小切手を振り出して支払った。 なお, 自社の発
行可能株式総数は250万株と定款に定めてあり、 発行済株式総数は150万株である。
f. その他有価証券として保有する岡山商事株式会社の株式400株 (/株の帳簿価額/1,200)
を/株につき/1,700で売却し, 代金は約束手形で受け取った。
g. 取得原価10,000,000 残存価額は零 (0) 耐用年数50年の店舗用建物を,定額法で
35年間償却し、間接法で記帳してきたが, 36年目初頭に火災により焼失した。 なお、この建
物には火災保険の契約をしているため,ただちに保険会社に連絡をした。