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高一化学です。同位体はどのような経緯でできるのですか?考古学などで炭素の同位体の数によって年代が分かるとかなんちゃらと授業で聞いたのですがなぜ中性子がどっかに行ってしまうのかがわからないです

Answers

✨ Jawaban Terbaik ✨

_「同位体はどのような経緯でできるのですか?」→色々な理由で出来ます。自然現象で出来るものもあれば、人間が人工的に作り出すこともあります。
_自然現象にしろ、人工的にしろ、とても高いエネルギーを与えたり、とても高いエネルギー粒子をぶつけたりして、①、一つの原子を無理やり2つにする、②、二つの原子を無理やりくっつけて、一つの原子にする、③、中性子を無理やり一つの原子の核にねじ込む、事により出来ます。

_ここでは、考古学における炭素同位体による年代測定に使われる14Cについてお話しします。

_14Cは、大気圏上層で、太陽から放出された宇宙線の二次中性子と窒素の反応によって生成されます。
_地球で生物が誕生してから、太陽は惑星影響規模の大きな活動の変化をしていませんので、大気圏上層で発生する14Cは年平均すると、年代測定の誤差範囲では一定に成ります。毎年一定の量が作られるので、大気に含まれる二酸化炭素の中には、一定の割合の14Cが含まれています。
_植物は光合成の際に大気中の二酸化炭素を取り込み、自分の組織を作り出します。生きている間は、代謝をして、自分の組織を作り出し続けるので、14Cの割合は常に一定です。
_草食動物も、肉食動物・雑食動物も、食物連鎖により、生きている間は体の組織は、14Cの割合は常に一定です。
_但し、人間が人工的に同位体を作り出す様になってからは、大気中の14Cの割合がそれまでから変わってしまったので、それ以降の時期に生存していた生物が死んでも、14Cによる年代測定は、将来的には不可能なのです。
_生物が死ぬと、代謝が止まって、組織内の物質を構成する14Cが置き換わる可能性がなくなりますので、14Cの割合は、放物線曲線に沿って、ゆっくりと減っていきます。
_ですから、14Cによる年代測定は、生物の死骸とか、生物の死骸由来のものとか、でしか出来ません。そこら辺の岩では出来ません。化石とか木炭とか出ないと、出来ないのです。
_14Cは不安定なので、放っておくと放物線曲線に沿って、ゆっくりと壊れて13Cとか12Cとか、に変わって行きます。
_どうして、中性子がどこかに行っちゃうのか、と言うと、不安定だからです。水は、必ず低い方へ流れて行きますね?それと同じ様に、エネルギーの低い物質へと自動的に変わってしまうのです。

最後のところが特に分かりやすかったです。ありがとうございます。

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