✨ Jawaban Terbaik ✨
確かに説明が足りないですね。スペースの都合でしょうけれど。
食糧管理制度は、米の生産量の確保と米の価格の安定を目的とした仕組みで、農家から米を一定の価格(生産者米価)で買い上げて、消費者にも一定の価格(消費者米価)で販売できるようにしていました。作りすぎても、政府がすべて買い取ってくれるので売れ残る心配がなく、農家は安心して米作りに励みました。
高度経済成長期に人々の食生活が欧米化します。パンや麺類の消費が増えただけでなく、肉や乳製品など、おかずをたくさん食べるようになったこともあって、米の消費量が減少しました。
政府は農家から買い上げた米が売れ残るようになりました。
それですすめたのが減反政策で、農家の米の生産量が減れば買い上げる量も減ります。
農家としては、今まで米を作っていたのに作るなと言われれば困ります。
それで政府は、米以外の作物を栽培すれば、補助金を渡して、米以外の作物を栽培するように促しました。
一方で「自主流通米」の仕組みも作りました。
これは、農家が作った米の一部を政府が買い上げないで、自分たちで流通させて、というものでした。
そのかわり、おいしい米ができれば、従来の価格よりも高く売っていいということにして、一部の農家は、米作りが続けられ、努力次第で収入が増えます。それで銘柄米を開発して生産、販売するようになりました。