Political economics
SMA
この問題の考え方がわからないので教えていただきたいです🙇
倫理,政治・経済・
問4 財政においては、雇用や生活への影響だけではなく、 経済危機への対処も重
要である。 日本では、 1990年代初頭にバブル経済が崩壊した後、 銀行の不良
債権処理や貸し渋りの問題に対処するため、 公的資金が投入された。
生徒たちは、 銀行のバランスシート (貸借対照表) の動きを表した次の模式図
を用いて、不良債権処理と貸し渋りの問題について考えることにした。 なお,
簡略化のため、銀行の負債はすべて預金, 純資産は資本金のみとする。 この図
では、銀行の貸出債権が経済不況時に不良債権化し、その不良債権が処理され
るまでの流れが示されている。 不良債権となっている資産を最終的に消滅させ
るために費用が発生し、 その費用が大きければ損失が発生し資本金を減少させ
ることがある。 その減少が多額であれば、 資本金を増やすために公的資金が投
入されることもある。
以上の説明と次の模式図を踏まえて、 不良債権問題に関連する記述として最
も適当なものを、 次ページの①~④のうちから一つ選べ。 26
経済不況以前
産
「貸出債権
その他
負債・
純資産
資本金
経済不況
貸出債権
(不良債権)
その他
負値・
純資産
預金
資本金
不良債権処理
貸出債権
その他
負債・
純資産
資本金
不良債権処理によって貸出債権を含む総資産に対する資本金の比率が低下
すると、新たな貸出しが抑制される傾向がある。
② 貸出債権の一部を不良債権として資産から取り除く結果。 経済不況以前と
比べて貸出債権の残高が減少することを貸し渋りという。
③ 不良債権処理によって資本金が減少する場合 預金に対する自己資本の比
率に関する BIS 規制の遵守のため、資本金を増やす必要がある。
④ 貸出債権の一部を不良債権として資産から取り除くと、預金に対する貸出
債権の比率が高くなるため、 貸出債権を減らす必要がある。
問4 26 正解は ①
① この模式図は、不良債権の損失を自己資本で穴埋めしたことを示している。 金融機
関は健全性を維持するため, BIS 規制により自己資本比率規制が義務づけられている。
自己資本を増やして貸し出しを減らせば自己資本比率が改善するため、自己資本比率
の低い金融機関は新たな貸し出しを抑制する傾向がある。
貸し渋りとは, 金融機関が極端に慎重な貸し出し姿勢をとることである。
(3) 金融機関における自己資本比率とは, 総資産のうち, リスクのある資産(貸し倒れの
可能性がある資産) に対する, 資本金などの自己資本の割合のことをいう。
模式図を見ると, 貸出債権の一部を不良債権として資産から取り除くと, 預金に対
する貸出債権の比率は低くなる。
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