History
SMP
Terselesaikan

近世ヨーロッパの動向から産業革命と、資本主義辺りまでのストーリーが掴めません。
教えてください

Answers

✨ Jawaban Terbaik ✨

①面白い質問ですね。私も、この流れを詳しい方から聞きたいです。

②とりあえず、なけなしの知識を書きますね。
歴史は好きなのですが、世界史は、流れで学んでいないので、自信がありません。

❶イギリスでは、農業革命という農業技術の進歩と普及があり、農村の余剰(?)労働力が、都市での労働力に流入できたので、産業革命の工業化につながったと聞いています。
❷農業革命のキーワードは、効率の良い輪作(連作障害対策)の確立と私は学んだのですが、他にもいろんな要素や影響があったのでしょうね。
https://www.y-history.net/appendix/wh1101-012.html

❸キーワードは、農業。食糧の増産。栄養。味。
日本では、高温多湿なので、太陽光(エネルギー)を栄養豊富な米に変換できます。稲作は連絡可能。
ヨーロッパは、低温なので稲作ができません。そこで麦なのですが、麦は畑であり連作できない。
輪作は、別の作物を作ったり、休耕(草花を生やし畑を休ませる)。
×太陽光→草→人ですが、○太陽光→草→家畜(肉)→人なら食べられます。とはいえ、太陽光から食べ物への変換は、お米より効率が悪い。
でも、食べれる事(カロリーを補給できる事)に意味がある。

❹冷蔵庫(冷凍庫)の無い時代に、いかに美味しく保存するか。
春から夏(秋)にかけて、草を食べさせて家畜を育てるのですが、冬は家畜のエサの草が不足します。そこで、秋に、冬の食事用として、家畜を食料にするのですが、穀物とちがって、生肉は長期保存できません。
そこで、ソーセージやハムを作るのです。この時、味を良くするために、香辛料を使います。
ただし、胡椒(こしょう)などの香辛料は、ヨーロッパでは手が入りません。

❺香辛料を求めて、
冬越えの備蓄に必要な香辛料は、売り手の言い値で買わざるおえないのです。
つまり、香辛料を安く買う方法(仲介人を減らす方法)を模索しなくてはならないし、
香辛料の商売(物流)に上手く絡めたら、莫大な利益が保証されます。
https://voxspice.jp/spicestory/1046
https://www.y-history.net/appendix/wh07-023.html
https://www.sbfoods.co.jp/sbsoken/jiten/history/03.html
1、香辛料は、中東を通って商人が運んできます。(ヨーロッパ人は直接産地から買えない。)
2、ベネチアの富は、香辛料のヨーロッパの窓口港になった事で富を蓄積します。
3、大西洋を長距離航海できれば、直接大量の香辛料を手に入れられると、スペインやポルトガルは考えます。大航海時代でしょうか。
アフリカを迂回するコースと、地球が丸いという前提で、大西洋を突っ切って一気にインドに行くルートの模索を始めます。
4、技術の発展で、外洋を長距離航行できるようになったから、大航海時代は可能になりました。
外洋を長期間航行できる船は、建設予算がかかります。さらに、その間の船員の賃金や彼らの生活品購入など、費用も莫大にかかります。
もし、香辛料など、ヨーロッパに無い物を持って帰れたら、莫大な利益が上がりますが、そのための事前の投資もかかります。
5、覇権国の変遷もありました。スペイン、オランダ、イギリス。ここの歴史も面白いです。
覇権をかけてオランダは、スペインとの戦争にイギリスを傭兵に戦うのですが、商人気質の過ぎるオランダ人は、儲かるのであれば、敵国スペインにも物を売るのです。戦場で命をはるイギリスにとっては、たまったものではありません。戦争は長引くし、そもそも、オランダの本気を疑います。そんなこともあり、イギリスはオランダを見限り、海軍力のあるイギリスが海洋覇権をとっていくのです。
6、東インド会社
https://www.y-history.net/appendix/wh0904-057_1.html
貿易は、当たれば儲かるが、原資も必要。長期間の航海になるので、資本の管理(借金、借り入れ、投資)というお金の管理が必要になります。
一応、貿易をしているのですが、お金の管理となると、お金でお金儲けする金融が発達するわけですよね。

③ちょっと、質問から先の話になるかも知れませんが、せっかくなので、書きますね。
7、資本主義がそうして発達します。
だいぶ省略して、現在の資本主義の話を最後に書きますね。
帝国主義、民主主義などの政治体制が、主では無く、資本主義を行う上での方便なのかも知れません。
現在の社会では、中国が良い例です。あの国は、政治体制は共産主義ですが、経済は資本主義です。
資本主義は、時として、貿易相手国(資源や消費地を提供する発展途上国)に民主主義を求めません。民主主義の先進国が高利率的に稼げるのであれば、相手国は話の通しやすい独裁国家でも良いのです。
8、資本主義は、常に計画通りに成長し続けなくてはなりません。それは、借金をして資本を集め、利子を払う(利益を分配する)からです。ヨーロッパ列強が、世界を植民地として分配したとき(極東の日本に幕末に来たとき)分配する未開の地がなくなり、ヨーロッパの国同士の争奪戦になりました。例えるなら、スポーツのトーナメント方式です。
9、生産>消費
このような状態になったときに、世界大戦が過去二回起こりました。勝ち組が負け組の物を奪えば良いのですが、トーナメント方式の場合、決勝戦をすれば、次の戦いはできません。
今の世界は、決勝戦に近いのです。つまり、資本主義が成り立たなくなる日が近いのかも知れませんね。

産業革命 資本主義
ルキア

めちゃくちゃ分かりました!私も日本史好きですが世界史がどうも得意ではなくて💦ありがとうございます!

ひふみ

誤字修正
×先進国が高利率的に
○先進国が効率的に

資本主義では、利益優先ですから、相手国の国民がどうなっても知ったこっちゃ無いんですよね。
これは、怖いことでありますが、時に日本も加害者になり、被害者にもなります。資本主義の怖いところです。

Post A Comment
Apa kebingunganmu sudah terpecahkan?

Pengguna yang melihat pertanyaan ini
juga melihat pertanyaan-pertanyaan ini 😉