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ローマ文化の勉強中に疑問に思ったのですが、
天動説をとなえたプトレマイオスは、アレクサンドロス大王のヘタイロイのプトレマイオス(プトレマイオス朝エジプトの)とは同じ人物なのでしょうか?
どちらも、前2世紀くらいの人物なのは調べてわかったのですが…。
なにかご存知のかたいらっしゃいましたら、教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。

(画像は、ウィキペディアのクラウディオス・プトレマイオスのページです。この人で合ってますよね?)

14:28 ∧ 生涯 Z olemeus Y 天文学のミューズに導かれ王冠をかぶ った姿で描かれたプトレマイオス。グ レゴール・ライシュ (ドイツ語版) によ るMargarita Philosophica (1508)の挿 画。アブー・マアシャル・バルヒー (英語版) のようにプトレマイオスがア レクサンダー大王のヘタイロイの一人 でエジプトの王になったプトレマイオ スと同族であると考えた例もあるが、 本図の「プトレマイオス王」は自然科 学の領域でプトレマイオスが上り詰め た地位を称賛しての呼称であると一般 的に考えられている。 (100 クラウディオス・プトレマイオスの生涯につ いては、ほとんど何もわかっていない[1][2]。 情報源はほぼ、 プトレマイオス自身の著作 前
プトレマイオス 天動説 ローマ文化

Answers

✨ Jawaban Terbaik ✨

別人です。
世界史の教科書を見ていただければわかりやすいと思いますが、アレクサンドロス大王のヘタイロイであるプトレマイオスは、ヘレニズム時代(B.C.323~B.C.32)の初期の人物です。彼はアレクサンドロス帝国が分裂したあとのエジプトを領有し、プトレマイオス朝エジプトを創始しました。
一方天動説で有名なプトレマイオスは、帝政ローマ期にエジプトのアレクサンドリアで活躍した天文学者です。彼が生きた時代のエジプトは、広大なローマ帝国を構成する属州のひとつでした。
ヘレニズム時代とは、アレクサンドリア大王の東方遠征からプトレマイオス朝エジプトが共和政ローマに滅ぼされるまでの約300年間をさします。
ローマは、王政→共和政→帝政の順に政治形態を変化させて行きました。エジプトがヘレニズム時代にあった時、ローマは共和政でした。そのため、ローマの帝政期に生きた天文学者プトレマイオスが、アレクサンドロス大王のヘタイロイであるプトレマイオスから見てだいぶ後の人だと言うことが分かります。

補足ですが、ヘタイロイという肩書きは、僕は初めて知りました。教科書にも、おそらく資料集にも載っていないと思います。プトレマイオス朝エジプトを創始したプトレマイオスを指したいときは、アレクサンドロス大王のディアドコイ(後継者)という肩書きがよく使用されます。
アレクサンドロス大王の死後、その配下にいたたくさんのディアドコイが後継者争いをし、アレクサンドロス大王の帝国は分割されることになりました(ディアドコイ戦争と言います)。著名なディアドコイが建てた国として有名なのは、アンティゴノス朝マケドニア、セレウコス朝シリア、プトレマイオス朝エジプトです。これら3国の中で最後まで生き残ったのが、エジプトです(プトレマイオス朝最後の王が、あの有名なクレオパトラです)。

ユッキー

ディアドコイについて、読み返してわかりづらいと思ったため、追加で説明させていただきます。
ディアドコイとは、ギリシア語で後継者という意味です。アレクサンドロス大王の死後、その配下にいたたくさんの部下が、我こそアレクサンドロス大王の後継者だと自称し、ディアドコイを名乗りました。先程アレクサンドロス大王の死後、たくさんのディアドコイが後継者争いをした、と書きましたが、この場合のディアドコイは、後継者を名乗るもの、というニュアンスです。

あやの

ユッキーさん、詳しい回答ありがとうございます。
アレクサンドロス大王に関しては、個人的に好きなので、ヘタイロイは専門書等を読んでいて覚えたものです。
しかしながら、後継者戦争はまだあまり詳しくありません…。

あ、やっぱり時代が違いましたね…。
ユッキーさん、丁寧な回答ありがとうございます。
ベストアンサーに選ばせていただきます!

ユッキー

ご返信ありがとうございます。この時代は時系列が曖昧になりやすいですよね。ギリシアとローマは別々に学習するため、横軸で見るのは難しいと思います。大変だと思いますが、頑張ってください。

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