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物体に何も力を加えていなければ当然物体は止まったままですよね。物体に複数の力を加えたとして、それにも関わらずその物体が静止しているとすると、それぞれの力は加えられているけど全体で見たらお互いに相殺されて、まるで力を一切加えていないのと同じようになっているということです。つまり、それはその物体にかかるすべての力の合力が0であるということです。例えば綱引きの綱は確かに右と左の2つの力がかかっていますが、それらの力が等しいとき綱は動かないので、合力が0であるということですね。矢の例では、3つの力の合力が0であるということです。このように、ある1つの物体に着目し、その物体に加わるすべての力の合力が0である状態のことを「釣り合っている」と表現します。
上では、一気に3つの力A,B,Cの合力ABCを考えましたが、2つの力A,Bの合力ABを考えてから、ABと残りの力Cの合力ABCを考えたとしても同じことですよね。当然どちらにしても釣り合っているなら合力ABCは0になるので、ABとCの合力も0にならなきゃおかしいよねということです。イメージとしては、5-9+4を一気に計算するのと、5-9を計算してから(5-9)+4を計算するのと同じ感じです。

補足
少し難しい話ですが、力を足し合わせることは、単なる数の足し算と同じではないということを書いておきます。例えば、3kgの図鑑と4kgの辞書の合計は7kgですが、3Nの力と4Nの力の合力は7Nとなるとは限りません。なぜなら、力には3Nや4Nという大きさの情報以外に向きの情報も持っているからです。例えば、3Nの力に対して垂直に4Nの力を加えたら、5Nになります。(中3数学の三平方の定理から求まる)よって、力は平行四辺形の法則を使って足し合わせる必要があるのです。このように、大きさだけではなくて向きの情報も合わせ持つような物理量をベクトル量といい、力や速度のようなベクトルの足し算は、平行四辺形の法則で求めます。逆に、重さのように向きの情報を持たないものをスカラー量といいます。例えば、「西向きに5g」というのは変なので、質量は向きを持たないスカラーです。

れもん

わかりやすくありがとうございます!🙇‍♀️
ちなみに、なぜ矢に3つの力が加わるのか分かりますか?
1つの力Cしか加えてないと思ったのですが…🤔

ブドウくん

人間が加えた外力がCで、弓の弦が元の形に戻ろうとする力がA,Bです。写真の実験とほぼ同じですね。

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