徳川家康は、将軍職が徳川氏の世襲であることを

Question

徳川家康は、将軍職が徳川氏の世襲であることを
大名に示すため、みずから将軍職を辞して
秀忠に将軍職を譲り自らは駿府に移り大御所となって
政治を行いました。

ここで疑問なのですが、
世襲を世に知らせることの影響とはなんなのでしょうか。
家康自身が生きている限り自分で政治を行って
亡くなった後に秀忠に譲るのではだめなのですか？

Rain · Accepted Answer

世襲を世に知らせることで、徳川家が代々征夷大将軍となり、幕府の指揮をとっていくことを大名達に知らしめるためです。
要するに、『江戸幕府＝徳川幕府』ということを世に知らしめることで、伊達、前田、毛利、島津などの大名達が江戸に攻めこんできて、政権をひっくり返されるのを防ぐためです。

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