朝鮮だと
下関条約によって朝鮮から清国の干渉が排除されると、次は日本が朝鮮の内政に干渉して、親日政権の樹立とその安定を目指します。
しかし、日本の政治干渉は失敗。逆にロシアが日本に反感を持つ朝鮮政府と結びつく隙を与えてしまうことになり、朝鮮をめぐって次は日本とロシアの間で緊張が走ります。
日本の場合
明治時代ずっと苦しかった日本の財政は日清戦争で賠償金を得ると一気に改善。日本は、軍備拡大・産業の発展・金融政策など様々な分野に資金を投入して、国力増強を目指します。
一方で国内に目を向けると日清戦争後の産業発展によって、過重労働問題や公害問題のような新しい社会問題も起こるようになり、政府はこれらの対応に迫られることになります。
えっと、もう一つ質問していいですか？
どうぞ
条約改正がどうしても必要だった理由はなんですか
すいません、なんのですか？
たぶん不平等条約ですね、ごめんなさい
こちらこそすいません🙇♀️
不平等条約は、
領事裁判権(治外法権)と関税自主権がありまして、
領事裁判権や関税自主権があるせいで外国人が悪いことをしても日本の法律で捕まえられ無かったり、
日本のお店が儲からなくなったりと
色々不味い事が起きまくったので,
なんとしてでも条約改正をしないといけなかった
のです。
ありがとうございます🙇🏻♀️
助かりました。社会苦手なので😅
いえいえこちらこそ^ ^
清国の場合
清国は日清戦争前まで「眠れる獅子」の異名を持っていました。つまりは「いつもは大人しいけど、本気を出したら超強い」と思われていたんです。
それが、日清戦争を通じて本気を出しても弱いことがわかると、清国は多くの列強国から舐められるようになり、列強国から過酷な要求を求められることになります。
清国は、日本への莫大な賠償金を支払うために列強国から多額の借金をします。そして列強国は、その代償として「お金を貸す代わりに清国の土地を貸せ（租借させろ）」と要求。
清国はこれを受け入れざるを得ず、清国の領土はドイツ・ロシア・イギリス・フランスの手に落ち、窮地に立たされることになります。
（これを中国分割って言います）
その後、清国は弱体化の一途を辿り、1911年に起こった革命「辛亥革命」により清国は滅んで、新たに中華民国が生まれることになります。