諸々の政務に必要な文書作成を担う機関。将軍からの各種命令は、基本文章で発令されます。なので政所は政務の中枢とも言える重要な役割を担う機関でした。
政所は鎌倉時代からではなく、平安時代から既にありました。というのも、ある一定の身分以上の偉い貴族たちの家政を司る機関だったんです。貴族たちのプライベート秘書官みたいな。
源頼朝も1185年に朝廷から従三位という身分を与えられたのきっかけに私用機関としての政所を設置し、鎌倉幕府将軍の私的機関としての政所が公的な政務機関へと変わっていったのが鎌倉幕府の政所です。
政所の初代別当は、大江広元(おおえのひろもと)です。
実は政所が創設されるまでの間、鎌倉には公文所(くもんじょ)という私的機関がありました。これは主に一族の文書管理を担う機関で、源頼朝も公文所を設けていたんです。
大江広元はその公文所の代表であり、1185年にその機能が政所に引き継がれるとそのまま政所のトップになったというわけです。
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