これは少し過剰な(言い換えれば不必要な)情報が書かれている
上弦の月に限らず、月が明るい部分の方向に太陽がある
そして半月なら、月の位置から90°ずれた位置にある
以上の知識と図3の情報から正解が得られる
月が右半分明るいので、太陽は月の右側にある。逆に言うと月は太陽の左側にある
よって、半月なので位置関係は
「太陽から左90°の方向に月がある」
図3は1月〜12月まで書かれてあるので、全体で360°
1ヶ月あたりの角度は360÷12=30から30°
太陽と月のずれは月が太陽から左90°の方向にあるので、太陽の位置から3ヶ月分左の位置に月がある
5月22日に太陽があるので、月は3ヶ月分左側の8月22日
そこには、しし座がある
答え:しし座(ウ)
太陽と月のずれは月が太陽から左90°の方向にあるので、太陽の位置から3ヶ月分左の位置に月がある この部分の説明をもう一度お願いします。
あと問2 ①の答えがエになる理由もお願いします!
まず、5月22日の太陽はおうし座のところにいる。
太陽から左に30°ずれた位置は、ちょうど5月22日から一ヶ月後の6月22日、図3では「おうし座」の「お」の真ん中あたり。
このように考えていくことになる
問2①
図1の月は南西の方角に見えている
月は東から西に向かって日周運動をする
南西の方角にある月は、これから更に西に沈みゆく状態
図1は左が南で右が西
ということで、月は【西の方向へ沈みゆく】状態なので、右下の方向に向いているエが正解
月は西から東に動くと習ったのですがそれはこの問題では無関係ですか?
日周運動であれば、月は東から西(太陽や恒星とおなじ動き)
毎日同じ時間に月を観測すると月は形を変えながら西から東へ動いているように見える
これを混同してしまっていると私は感じるが、どうでしょう?
問2の①は
1月15日23時の観測では21時の月よりも(①)の方向に見えた
です。これは日周運動を問うています
したがって日周運動で答える案件です
毎日同じ時刻に観察する月と日周運動で観察する月は西から東に 東から西に 動く向きが反対… こればどういうことですか?
日周運動は地球の自転運動が原因です
1日のうちの時刻の変化で天体の位置の変化をもたらすものです
それに対して、次の日に見る月の位置の変化は月の公転運動に原因があります
これが西から東に動くように見えるのです
何度も
「動いているように見える」
と言うのは、実際には直接動いていません
次の日の同時刻になったら、月は前日の月の位置から東側(月に向かって左側)に観測できる、というだけです
日周運動による月の位置の移動は実際に動いています
時々刻々と月は西に向かって進んでいきます
月と太陽の位置関係だけが問題解決には必要なため、日の入り時刻や観察時刻は基本的には関係ない