✨ Jawaban Terbaik ✨
中学社会では、どちらで答えても正解になります。
(だだし基本的には「社会主義諸国」が模範回答で、共産主義諸国と書いてもバツにはならない、という扱いです)
↓以下は、やや専門的な説明なので覚えなくて良いです
ソ連が徹底した共産主義だったのは一次大戦で戦時共産主義だった1921年までで、冷戦期、とりわけスターリンの時代には、マルクス=レーニン主義という新しい形態が定着されました。この思想は一般的に「ソ連型社会主義」と呼ばれます。「(ソ連)共産党が事実上独裁をしていた」という点で共産主義とも区分されますが、国家の運営はマルクス=レーニン主義で行われました(マルクスは共産主義の提唱者のひとり、レーニンはロシア革命ののちにソ連の指導者になった人物です)。ソ連のほかに東ヨーロッパで多いですね。
逆に、冷戦期でも徹底した共産主義を施したのが中華人民共和国です。冷戦期、1950年代後半から中国とソ連はかなり対立をしていて、対立後は「ソ連とは対立しつつ、独自路線をゆきました。北朝鮮が非常に中国と近い関係にありますが、北朝鮮は共産主義というよりも、かなり極端な個人崇拝をさせる社会主義国家になっています。
また、東側陣営(ソ連の保護を受ける国)でありながら共産党による支配ではなく、独裁者が社会主義政策をとって東側陣営とされる国もあります。これはアフリカや中南米の地域に多いです。
もし答えを「共産主義諸国」とすれば『(共産主義の体制も残している)ソ連に味方する(していた)諸国』として答えにはなるのですが、単に『社会主義の制度をとる国々』として「社会主義諸国」としたほうが分かりやすいのです。
最後にもう一度繰り返しますが、中学社会で社会主義/共産主義を明確に区別する必要はありません。
最低限の知識を確認したければ、私が「○○主義のまとめ」としてノートをまとめているので、良ければ見てみて下さい!(私のプロフィールから見れるはずです)
捕捉です!
社会主義は、共産主義を実現するための前段階という考え方であり、共産主義は社会主義思想の理想形ともいえるらしいです。