まずA点は反応前なので中和は関係ないですね
酢酸はおっしゃる通り弱酸で、弱酸は全体のうちの1部しか電離していないわけです。(電離度が0.01なら全体の1%しか電離していない)
なので弱酸を扱う時は基本的に電離度αを置いて考える必要があります(解答のxはCαのことですね)
では中和の時になぜ電離度を扱わないかと言うと
CH3COOH⇋CH3COO-+H+
の平衡において、中和でH+とOH-が反応することによってH+が不足し、どんどんこの平衡が右に移動、最終的に全て電離してしまうからなんですね(ルシャトリエの原理)
なので過不足なく反応する時以外は必ず電離度を考慮する必要があります