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一次独立とは
「平面上または空間上の全ての位置ベクトルを
表現するのに必要最小限のベクトルの組」のことです
わかりにくいので例を出します
まずxy平面での話をします
2つのベクトル𝒆₁=(1,0),𝒆₂=(0,1)を定義します
この2つベクトル𝒆₁,𝒆₂は基本ベクトルと呼ばれます
基本ベクトル𝒆₁,𝒆₂を使えば,
xy平面上の全ての位置ベクトルを表現できます
(例 𝒑(5,3) = 5𝒆₁+3𝒆₂)
この時、「𝒆₁と𝒆₂は一次独立である」と言えます
しかし、 𝒆₁と𝒆₂と𝒑は一次独立ではありません
なぜなら、𝒆₁と𝒆₂があれば𝒑を表現できるからです
また、
「一次独立でない」ことを「一次従属」と言います
ゆえに「𝒆₁と𝒆₂と𝒑は一次従属」です
一般に、平面ではベクトルが3つ以上あると
それらの関係は一次従属となります
では、xyz空間だとどうでしょうか
空間では基本ベクトルは3つ必要で
それらは一次独立となります
一般に、空間ではベクトルが4つ以上あると
それらの関係は一次従属となります
逆に,空間上のベクトルが
3つしかないのに一次従属であるなら
「その3つのベクトルは同一平面上にある」
と言えます、この問題ではこのことを使います
さて例題386は
「ABCDが同一平面上にあること」を示す問題です。
これは言い換えると
「3つのベクトルAB,AC,ADが一次従属」であることを示せばよいのです。
もっと言うと
「ABとACを使って,ADを表現」できれば良いのです
そして質問内容ですが、
解答には
ABとACは一次独立と書いてあります
これは AB=(3,1,-4),AC=(2,2,-3)では
お互いを表現できない(AB ≠ kAC)ので
ABとACは一次独立とわかります
そして
AD = sAB + tAC となる(s,t)が存在すれば
AB,AC,ADは一次従属であると証明できます
大変丁寧に細かいところまで教えて下さり本当にありがとうございます!!理屈までしっかり理解出来てとてもスッキリしました( *˙˙*)本当にありがとうございました!✨