Senior High
古文

かぐや姫の嘆き

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青りんご🍏

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Senior HighKelas 1

古文かぐや姫の嘆き
ラスト敬語の種類

ノートテキスト

ページ1:

かぐや姫の嘆き
はきもち
程度
くらい
格詞
八月十五日ばかりの月に出でゐて
夜に縁側に
本動詞
八月十五日、
77座、7
x1
およその程度
たまふととって考える
とりのぞいても伝わる
↓
につく尊敬
かぐや姫いといたく泣きたまふ。 人目も
かぐや姫
そうひどくお泣きになる人自毛
お~になる
~なさる
今はつつみたまほず泣きたま
これ
今にはばかりになさらずお泣きになる
疑問の調
文末
係
見て、親どもも「何事ぞ。」と問ひさわぐ。
(別)
うしたことか」と大騒ぎ
てわけてきしく
「ふ」「心
かぐや姫泣く泣く言ふ、「先々も申さむと
かぐや姫が泣きながら言うには前にも申そうと
っ」
補
思いしかども、必ず必惑はしたまはむ
思ってい
きっと
歯
用法
「つ」
係助詞
63
そのぞとひかども、過ごしはベリフる
います
~ございます
結びの省略
限定
歯
さのみやはとて、うちではベリ
そのようにと
51455
~ごさいます
やは→反語
ことだろうと思ってこれまで言わずに過ごしていた
けや、いられないだろう
そんなにたまってばかりいられょうかと思い
打ちあけてしまうのでございます

ページ2:

定
文
ず
格帥
ぬるぞ。おのが身はこの国の人にもあらず。
私の身は
へでもありません目のの者です
~しまう
私の
なり
にあり
暫定
それも昔の契りありけるによりなお、
それなのに前世からの宿命があったとこによ
~のに
白 過去
この世界にはまうで来たりける。今は
この地上の世界にやって参
参上する
帰るべきになりにければ、この日の
竹の十五日に、
なってしまったので、今日の
~てしまた
29
かのもとの国はり、迎へに人々まうで来むず
あの月の国から人々が
上するほう
思うの
尊敬
自主
「
午前
磯述
仮定格 おぼす
さらずおかりぬべければ、おぼしかおが
やむおえずおいとましなければなりませんので(あなたが)
嘆き悲しむとしたら
嘆き悲まい
写
Q
悲しきことを、この香より思い欒きはべろ
~ので
かぐや姫
なり。と言い、いみじく泣くを翁、
それが悲しいことと、この春から思悩んでいるので
かぐや姫にとってはこの国(地上界)の方か
シざいます、と言ってひどく泣くのを見て何

ページ3:

「こは、なんでふことのたまうぞ。竹の中より
(私が)
これは何ということをいわれるのか。竹の中から
なんという
言うの
おっしゃる
見つけきこえたりしかど、菜種の大きさ
見つけ申し上けたのでしたが(その時に)菜穂の大きさ
おち申しあ
言うのは
きこゆ
350
本
謙本
補本
サ
おはせして、わが立ち並ぶまで着い
補助
Sat
同じくらいである
がおありだったあなた 私の背丈と同じくらいに
大きくなるまでお育て
たてまつりたるわが子を何人か迎へきこえむゃ。」
申し上げた私の子を誰かいった
迎え申し上げ
3060
まさに許さなや、我こそ死なめ。」と
どうして許そうか、いや許さない」「私がのう」
泣きののしること、いと現へがたげなり。
泣き喚いている様子はとても堪えられない
餃子である
かぐや姫のいはく、「月の都の人に、父母
かぐや姫が言うことには「月の都の人である父母
過去
あり、片時の間と、かの国よりまりで来しか
わずかな
ほんのわずかの間とい
す

ページ4:

母につく
ども、かくこの国にはあまたの年を経める
このようにこ
で多くの時間を過ごして
った
このように
になありける。かの国の父母のことも
思い出されず、
間に地上では
血
ず、
おぼえず、ここには、かく久しく
時間でし
謙神
遊びきこえて、ならひた7ま
こせていただいてなじみ現しみ申し上げ
ク
ています。
申し上げる
楽しく
「え」
定
余領をこめる
と
終止
いみじからお心地もせず。悲しくのみある。
うれしいようなともちもしません。悲しいばかりでは
とろうれしい
程度かなはだしい
焼きなん
されどおのが心あらず まかりなおとする。
けれども自分の意志からではなく自然
4259
Uniwersy
きとおいとま
しようとするのですよのですよ
と言ひて、もろともにいみじう泣く。
と言って翁たちと一緒にひどくなく
身
彼は3る人々も、年ごうならひて、
五年
たわし使われる人たちも長年親しんで

ページ5:

立ち別れなことも、心ばへなどあるやかに
ここで触れてしまうこととの気立てがよくなかっ
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うつくしかり 23ことも見ならて、
そえにここで
まったらどんなに
恋からむことの堪へがたく湯水
恋しかろうと思うと
うらふそうになく
「
過去
飲まれず、同じ心に嘆かしかりけり
F
水もめを通らな
しんでいた
↑
使用人が縮と同じ

ページ6:

敬語の種類
尊語
動作とする人と
動作を受ける
丁寧語
話題に関係な
<敬意の方向〉
「誰から」
種類で決まる
地の文→作者から
会話文話し手から
「誰へ」は敬語の種類で決まる
尊敬語は「~に」「~が」の主語を敬う
謙上語は「~t」「~に」に入る人を敬う
丁寧語
は会話中にある

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