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今日の目標 第一次世界大戦後の国際社会と日本について理解できる 学習のポイント 1 パリ講和会議(1919年) :ウィルソンの14カ条の平和原則をもとにする。 : 内容・・・ ①民族自立の原則 ・・・アジア・アフリカは不適用 ② 日本 山東省旧ドイツ権益継承など → 五 *人種差別撤廃案は不採択_ __2 ヴェルサイユ条約(1919年) ドイツに厳しい内容 : 新しい国際秩序形成 ヴェルサイユ体制 三・一独立運動 四運動 : 国際連盟発足 → 日本は常任理事国となる。 3 ワシントン体制・・・東アジア・太平洋地域の新しい国際秩序 ○ワシントン会議 (1921年) 四ヵ国条約, ワシントン海軍軍縮条約, 九ヵ国条約が結ばれる。 4.協外交 _01920年代、国際協調の時代 ○幣原喜重郎… アメリカと協調関係、中国に不干渉政策幣原外交 ソ連と国交樹立
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国際協調と軍縮の進展 No. Date ○○パリ講和会議と日本・ パリ講和会議(1919年1月)…パリ郊外のヴェルサイユで開催 ←16条の平和原則(アメリカ大統領ウィルソンの提案)が基盤 日本全権・西園寺公望・牧野伸顕ら→米・英・仏・伊と並ぶ五大国 ①民族自決の原則 東ヨーロッパ諸民族の独立 (合意事項) ②日本の権益(中国山東省の旧ドイツ権益継承 ・アジア・アフリカには不適用 ・独立運動(万歳運動)がおこる。 →中国で反日民族運動広がる(五四運動) 赤道以外の旧ドイツ領南洋諸島領有 日本の人種差別撤廃案はアメリカ・イギリスなどの反対で不採択 ・ヴェルサイユ条約・
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・・ヴェルサイユ条約・・ ヴェルサイユ条約調印(1919年6月)←パリ講和会議 → ドイツ…領土割譲、植民地放棄、軍備制限、ばく大な賠償金 ヨーロッパの新しい国際秩序形成・ヴェルサイユ体制 国際連盟の発足(1920年)…世界最初の常設の国際的平和機構 常任理事国・英・仏・伊・日→日本も欧米先進国の仲間入り 米上院の反対で非加盟。当初は独・ソも不参加(のち加盟 →日本の国際的立場は苦しくなる「欧米諸国・日本を新しい競争相手として警戒 1アジア・日本を欧米流の植民地主義国家として不信の目 ワシントン体制・・ 大戦後のアメリカ・国際政治への影響力が強まる 大国間の軍拡競争抑制 中国に対するアリア教授}アメリカがワシントン会議の開催を提唱(1921年) 日本は軍縮で、財政負担軽減・国際的孤立の回避をめざし参加 全権:加藤友三郎・幣原喜重郎 ワシントン会議で決まった多くの取り決め····ワシントン体制 ①四国条約・太平洋の安全保障 日英同盟協約は廃棄 ②ワシントン海軍軍縮条約・勤鑑(戦艦)保有量の比率の取り決め →米・英5:日3:仏・仲1.67 ③ 北国条約… 中国の主権尊重・門戸開放・機会均等の原則確認 石井・ランシング協定の廃棄、日本は山東省旧ドイツ権益を Ti 放棄
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No. Date: →東アジア・太平洋地域の新しい国際秩序(対日封じ込め政策)の形成 ・協調外交の展開・・ 幣原外交と軍縮 (外交) (軍縮) ・対米協調外交(加藤高明内閣<護憲三派内閣>の外相幣原喜重郎、 対中・・・・・不干渉政策で武力的介入避ける 既得権益を外交交渉で守る 対ソ…日基本条約締結(1925年)→国交樹立 海軍・八八艦隊計画挫折→主力艦制限交渉で 陸軍…宇垣一成陸相(加藤内閣)のもと、陸軍4個師団削減(1925年) 世間の動向・協調外交・軍縮をおおむね支持、一部は反発 【演習】 1 パリ講和会議では 全機 +
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UO 【演習】 0117-14 1 パリ講和会議での日本の全権は誰か。(2) 西園寺公望 牧野伸顕 21919年に起こった朝鮮での独立運動を何というか。 31919年に起こった中国での反日民放運動を何というか。 - 三・一独立運動 五四運動 11920年に発足した世界で最初の常設の国際的平和機構を何というか。 国際連盟 5 アメリカが国際連明に加盟しなかった理由は何か。 上院の反対でヴェルサイユ条約が批准されなかったから。 6 日本政府がワシントン会議に参加した理由は何か。 軍縮で財政的負担を減らすとともに、欧米諸国との協調関係を 強化して、国際的孤立化を避ける好機と判断したため。 7 ワシントン会議で結ばれた次の条約の内容として、適するものを選ぼう。 ①九国条約 ②四国条約 ③ワシントン海軍軍縮条約 7.中国問題に関する条約 1.主力艦の保有量の制限など ウ、太平洋の平和に関する条約 ア ウ イ ( ( ( ( G 0 0 0 8 0 0 0 0 0 000 問 r か
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