ノートテキスト
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ヴェルサイユ体制とワシントン体制 (パリ講和会議)(1919) 〔出席者〕 米(ウィルソン) 英(ロイド=ジョージ) 仏(クレマンソー) 日(西園寺公望) No. Date 〔方針〕 (ウィルソン)大統領の(14か条の平和原則) 軍備縮小、民族自決、平和機構の設立 など。 ° 全植民地の放棄 連合国の委任統治 (ヴェルサイユ条約)←対ドイツ . • (アルザス・ロレーヌ)をフランスへ返還 (ラインラント)の非武装化 ° 軍備縮小 ポーランド回廊の割譲 ・多額の賠償金 1320億金マルク! *その他の敗戦国との条約* 対オーストリア 対ハンガリー (サン=ジェルマン条約) →賠償金・未回収のイタリア (トリアノン条約) →軍備制限・賠償金 対ブルガリア…(ヌイイ条約) アルザス・ロレーヌ ・フランスの北東部を 占める地域。 独 仏 →領土割譲・軍備制限、賠償金 対オスマン・(セーヴル条約) →領土譲・敗政干渉 国境 ライン
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(国際連盟)(1920) 〔本部〕(ジュネーヴ) 〔常任理事国〕 英・仏・伊・日 • [問題点〕 アメリカの孤立主義に基づく不参加 (ドイツ)(ソ連)の不参加 ・全会一致の原則 ・武力をもたない。 (ワシントン会議)(1921~22) ・(海軍軍縮条約)…動艦の保有率を 。 米大統領(ハーディング)提唱 〔条約〕 規定。 ・(四国条約) 太平洋の現在維持 米・英・日・仏 ・(九国条約) ・中国の主権尊重、現状維持 日、英米、仏、中、伊、ポルトガル、ベルギー、オランダ (ロンドン会議)(1930) 〔目的〕 補助鑑の所有率を規定。 **10,英10,日7
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Date ・世界大戦後のヨーロッパ> *イギリス* 1918 (ロイド=ジョージ)内閣第4回(選挙法改正) ・男2歳以上、女30歳以上に選挙権 1924(マクドナルド)内閣 初の(労働党)内閣 *フランス* ドイツに対して厳しい、強硬 賠償金が払われない→(ルール地方)占領 ドイツと交友関係をもつ、協調外交 外相(ブリアン)の尽力 ° ° ↓ (ロカル)条約) 独外相(シュトレーゼマン) ・ドイツと西欧諸国の現状維持 ・ラインラント非武装化の逆守 ドイツが(国際連盟)に加入 (不戦条約)(ケロッグ・ブリアン)協定 米国務長官(ケロッグ) 国際紛争の解決手段としての戦争を否定。
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*ドイツ* 1918(ドイツ革命) ●(スパルタクス)国〔指導者〕ローザ=ルクセンブルク ↓ 戦後のドイツの混乱に乗じて 社会主義革命を図るが失敗…。 カール=リープクネヒト (ヴァイマル共和国成立 〔初代大統領〕(エーベルト) (ヴァイマル)憲法の制定←最も民主的な憲法 ○(インフレーション)の発生 〔原因〕 フランス、ベルギーによる(ルール占領) (シュトレーゼマン)内閣成立…新紙幣(レンテンマルク) ○賠償金援助 ↓ インフレ克服 ・(ドーズ案)(1924)…アメリカによる経済復興資 ・(ヤング案) ・賠償金の減額 ・(フーヴァー・モノトリアム)(1931)…世界恐慌による。 融 借金 (仏・英 賠償金 1年間の賠償金猶予 (ローザンヌ会議)(1932)…賠償金の減額 ヒトラーの賠償金放棄(1933)
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No. アメリカの繁栄と世界恐慌 ○アメリカの繁栄(1920年代~) (債務国)から(債権国)へ Date (共和党政権下の繁栄/(WASP)(ワスプ)の政治 (ハーディング)(クーリッジ(フーヴァー) Good ・女性への参政権 (大量生産)(大量消費)の社会 永遠の繁栄を唱える。 世界経済の中心が(ウォール街へ。 Bad 人種差別 (KKK)の黒人排斥、(移民法)によるアジア系移民の禁止 (禁酒法)による、酒の製造・販売の禁止。 ・社会主義者の弾圧 (サッコ=ヴァンセッティ事件(1920) → =(1929.10.24,)(世界恐慌)←「暗黒の木曜日」 (ウォール街)で株価大暴落 ☆アメリカの対策が (フーヴァー・モノトリアム)< ←フーヴァー大統領 →効果なし。 ・(ニューディール政策)←(フランクリン=ローズ)大統領 →新規まき直し政策 ヴェルド ・(修正資本主義)(英ケインズの理論)…国が経済の一部を管理 (農業調整)(AAA) 農業生産管理 (全国産業復興法)(NIRA).産業生産管理 ・(ワグナー法) 労働者の団結権、団体交渉権を保障 ・(テネラー川流域開発公社)(TVA)・公共事業 (善隣外交)・中南米との友好関係⇒(ドル・ブロック)の形成
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☆イギリスの対策☆ ・第二次(マクドナルド)内閣(1929~1931) ・失業保険の削減 辞めさせられる (マクドナルド挙国一致内閣) ← ・(オタワ連邦会議)…本国と連邦内での関税引き下げ。 (スターリング=ブロック)←(ブロック)経済 ☆フランスの対策☆ 同様に(フラン=ブロック)を形成
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ファシズムの台頭とソ連 ○ソ連の動向 ・(スターリン)体制の確立 (第1次)5か年計画(1928~1932) (第2次)5か年計画(1933~1937) 恐慌の影響はほとんど受けず、工業化 米のソ連承認(1933) Date 国際連盟加盟(1934) ←このときすでに日本、ドイツは脱退 (スターリン)憲法(1936)…うわべだけの民主的規定 ○ファシズムの台頭 (ファシズム) →ファシズムの台頭を許す。 イタリア、ドイツ *第一次世界大戦後の後発資本主義国。 x (全体主義)である。 * 軍備払張を進めた。 ○イタリア。 ° (ファシスト党党首〕(ムッソリーニ) (ローマ進軍)…首相になって政権を握る。 ・(ラテラン条約)・ローマ教皇と和解 →(ヴァチカン市国)成立・独立 ・ドイツ。 ・(国民社会主義ドイツ労働者党)(ナチ党) 〔党首〕(ヒトラー) ・ドイツの優越を主張 (ユダヤ人)排斥 ヴェルサイユ条約の破棄を主張
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ヒトラー 1923 ルール占領にする(ミュンヘン一揆に失敗 ⇒獄中で「わが闘争」を著作 (突撃隊)(SA),(親衛隊(SS)、(ゲシュタポ) (秘密警察) 1932 第一党に躍進 1933 1935 1936 ・(共産党)を弾圧)←(国会議事堂放火事件) ・(全権委任法 ・立法権を政治へ。 国際連盟脱退 ナチスが一党独裁。ヒトラーは(フューラー)に就任 (再軍備)宣言・軍事制限条項破棄 (ラインラント進駈)・軍事行動
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