ノートテキスト
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生物基礎 第3章 体内環境の維持 ここで主に勉強していくのは人体関連です 体がどういう仕組みで温度を保ってたり 風邪ひいた ときどういう仕組みになっているのかな? みたいなことを勉強します。 軽く病気とかよく身近な予防接種みたいなテーマも扱っていこうと思います しかも言ってしまえば、ここ意外と長いんですよね 恒常性と体液 恒常性って何かといいますと外部の環境 (以後 体外環境といいます) が、変化しても体内環 境を一定に保つ仕組みのことを言います 別名ホメオスタシス 体外環境っていうのは温度とか、湿度とか光とかpHとかを言います 体内環境は主に体液ですね血液とか組織液とかリンパ液とかそんなの 基本的に恒常性は自律神経系とホルモン、つまり内分泌系が協調しあって保っています これら に関してはこのノートの終盤の方で解説していきます ホルモンとかは、アドレナリンとかインスリンなどがあります そして、自律神経系は交感神経・副交感神経があります これは正直、あんまり言ったら嫌だなって言う人もいると思いますので 言おうと思いましたが言いません 言うて教科書も載ってませんし。 これは伏せておくことにします 察してください では、次のほうに行きましょうか 血液と組織液とリンパ液はい中学校の理科をしっかりと勉強している人は余裕で区別がつくで しょう ですが、忘れている方も結構いらっしゃると思いますので軽く復習の気持ちでやってください。 血液はその名の通りですね血管の中を通っているやつです。 この中の血液成分の血しょうがしみ出して細胞内を埋め尽くしてるやつこれが組織液です これがリンパ管に入ったらリンパ液です 本当にざっくり言ったらこれぐらいですよね では、中学校の復習はここまでです ここからはもう高校の範囲ですからね 血液の定義っていうのが全身の細胞に酸素とか養分を届けて不要物の回収を行ってくれます
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血液 血しょう (55%) 血球 (45%) その中の液体成分で血しょうと言うものがあります これの成分は90%水 7から8%、 タンパク質 0.1%グルコースみたいな感じです そして、血球と言うものがありました 血液の有形成分で骨の内部(骨髄) の造血幹細胞から分化しているもの 血液の45%がこれです 主に3つ覚えてください 赤血球、、、 大きさは8μm 核はない 古くなった血球を壊すところ (以後 破砕部位)は脾臓・肝臓 で肝臓で壊されたら、胆汁として再利用 数は450万~500万mm位で酸素の運搬を働きとする 白血球、、、大きさは7μm~15μm 核はあり 破砕部位は脾臓 数は7000/mm3位で 免疫や食 作用を働きとする 血小板、、、 大きさは2μm~4μm 核はない 破砕部位は脾臓 数は20万~30万mm 3位 血液 凝固を働きとする 心臓 心臓とは規則正しく拍動していて血液を体全体に送り込んでいるんです 主に心臓は心筋と呼ばれる筋肉で構成されています ポンプ的役割です
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外からの刺激がなくても拍動します このことを心臓の自動性といいます はいではこちらの図をご覧ください こちら自分で書いた心臓です こんなしょぼい絵を描くのに1時間かかりました。 青・静脈血の滸 大 赤…動脈血 大動は 右心房 肺動脈 左心房 房室弁 左心室 房室 右心室 これでそれぞれの名前を確認してください 一応復習です 静脈血は二酸化炭素を多く含んでいます 動脈血は酸素を多く含んでいます 心臓は、他からの刺激がない状態でそれでも自動的に拍動することができます このことを心臓 の自動性といいます 同房結節(ペースメーカー)から心臓を拍動させる電気信号が出されているんです
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言い換えると興奮が生じているちなみに興奮に関しては生物基礎の範囲ではないので生物を 先にやりたいってヒトは覚えといてください 上大動脈の入り口付近位ですかね ペースメーカーがあるのは そして、心臓の拍動をコントロールしてくれているのが延髄と呼ばれる中枢神経です それでは、拍動の仕組みについて見ていきましょう ①ペースメーカーで興奮が生じる ②心房筋が収縮することで心房から心室に血液が流入する ③ペースメーカー→ヒス束→プルキンエ繊維の順に興奮が生じる ちなみに名前だけ言っておきましょう もうあの絵を書くのはコリゴリなので 絵を描くのだけは、もうやりたくもない 自分で調べてくれ。 ④ 心室筋が収縮して心室から動脈に血液が流入する あと、右と左が自分の体に当てはめたときに反対になるので、 右左が逆 気をつけましょう あと、様々な生物ですが 基本的にヒトは2心房、2心室 これは哺乳類と鳥類は基本的にそうです 魚類は 1心房、1心室 だから、 肺循環と体循環の区別がつかない 爬虫類・両生類は2心房、 1心室だから 動脈血と静脈血が混ざり合うんです 循環系と血液 循環系は主に2つに分かれて血管系とリンパ系と言うものに分かれます 血管系とは血液を体全体に循環させること リンパ系は、リンパ液を体全体に循環させることです さらに血管系は2つに分かれます 毛細血管がなくて血液が組織を流れる開放血管系 動脈と静脈が毛細血管でつながっている閉鎖血管系 開放血管系は軟体動物に見られる 閉鎖血管系は脊椎動物に見られる そして、リンパ系ですが、 脊椎動物だけが持ちます リンパ節・脾臓・胸腺 など 脾臓は血球の破壊とか異物の除去やってくれます 胸腺はT細胞の分化です 血管とリンパ管の種類も覚えましょう 血管は主に4つ 心臓から送り出される血液が流れる血管は動脈 心臓に戻ってくる血液が流れる血管は静脈 動脈と静脈を結ぶ細かい血管は毛細血管
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臓器と臓器を結ぶ血管は門脈 リンパ管は主に2つ 鎖骨下静脈で合成するやつですね 全身にある細いリンパ管は毛細リンパ管 毛細リンパ管が集まっている太いリンパ管は胸管 そして、血液の循環に関しては 1月 臓 体の各部 こちらをご覧ください 赤い色で示しているのが動脈血 青い色で示しているのが静脈血です 心臓 酸素解離曲線 ここは少し難しいですが、 大学入試はよく問われます まずここではヘモグロビンの性質を理解してもらいたいと思います 赤血球の中に入っている赤い色素の事ですね 肺では酸素濃度が高くて、 二酸化炭素の濃度は 低いです ヘモグロビンがあると酸素と結合して酸素ヘモグロビンとなります これが、組織に運ばれると逆転して二酸化炭素濃度が高くなり、 酸素濃度は低くなります そうすると酸素ヘモグロビンは酸素を離しただのヘモグロビンになります だから肺で酸素ヘモグロビンになって組織に行ったら離すという感じです
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20 4a 89 大体こんな感じなんですよ あの実際、私のグラフがぐちゃぐちゃなのが申し訳ない 実際に演習問題を解くのはこのノートではやりません このノートの目的は基礎レベルを抑える ということですあと問題が思いつかないんです。 何ならこっちが本命 ぜひ面白い問題があったら教えてください 血液凝固 まず、血液の中にある物っていうのを見ていきましょう 血球 赤血球と白血球と血小板 損傷した組織 トロンボプラスチン 血しょう プロトロンビン 血液凝固因子 カルシウムイオンフィブリノーゲンこのような物質が 含まれています 怪我をすると血が出てきますよね ここで損傷した組織のトロンボプラスチンが出てくるわけです そして、血小板が損傷した組織に集まってきて血小板因子を放出します 後は血しょうの中のカルシウムイオンとか、血液凝固因子が作用して、プロトロンビンがトロンビ ンになります こいつら成分の名前なんで覚えてくださいね 生物基礎の範囲ですから こんな複雑な過程なんだなともしこれが単純だったら大変ですよね。 詰まっちゃいます。 そして、トロンビンがフィブリノーゲンに働いてフィブリンにします このフィブリンっていうのは繊維状のものです その血球と絡まって血餅が形成される
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傷口が修復されると血餅は溶けちゃいます このことをフィブリン溶解 (線溶) といいます そして、遺伝的に血液凝固因子が欠けちゃった これのせいで血液凝固が起こらない病気のこと を血友病といいます では、血液凝固阻止の方法をやっていきましょう 血液を低温に保つことです トロンビンとか言う酵素 酵素ってヒトの体温に近いところで活発に 働きますよね その活性を抑える役割で低温にしておくんです そして、トロンビンを作ることを阻止するために、 カルシウムイオンを取り除く どのように取り除くかといいますとクエン酸ナトリウムとかシュウ酸ナトリウムなどを用いることで 取り除けます そうするとクエン酸ナトリウムとかに沈殿してくれます ヘパリンとかヒルジンを添加 ヘパリンとは主に肝臓で作られる酵素 ヒルジンは血を吸う 水辺に生息しているヒルと言う生物がいるんですね そいつから取り出した成分がヒルジンです こうすることで、トロンビンの働きを阻害するんです そして、繊維質のフィブリンを抜き取るためにガラス棒などで撹拌します のヘパリン などを加 11 ・血清 →血しょう 血餅 It' 赤血球 白血球 血小板 こういうことです ここで注意する事は何をやっているかが書いてありませんけど 左側血球とヘパリンなどを加えると書いてあるところですね これはただ単に遠心分離したやつです 血球の方が重いので、下のほうに沈殿して上の液は血しょうです ですが、右のやつ 血液凝固反応だと 下の方には血餅 上の方透明な上澄み液ですねこれを血清といいます。
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肝臓 肝静脈 ( 肥よう M肝動脈 こちら肝臓のイラストイメージです この赤色で示したのが肝動脈 青色で示したのが肝静脈 この緑の先っぽの方 門脈 そして紫の方かな 胆管・胆のうとあります ここで軽いイメージを持ってもらったらオッケーです 動脈と静脈は普通のイメージを持ってもらって 心臓から離れていっているのか戻ってきている のかっていうのはわかると思います そして門脈腸を通った血液が流れるものです 胆管は十二指腸に流れる管となっています さらに肝臓をピックアップしたものがこちらです 先程の色遣いと一緒なんですが真ん中の青のやつは少し違います。これは中心静脈と呼ば れるものです。
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このようなつくりを肝小葉といいます ヒトの肝臓はこれが500,000個位かなそれぐらい集まってできています しかも、その肝小葉は500,000個の肝細胞からできています セットで覚えてください。 では、肝臓の働きについて見ていきましょう ここで覚えるのは7つです ①血糖濃度の調節 肝細胞の中でグルコースをグリコーゲンに合成した上で貯蔵されます グルコースは血糖です グリコーゲンにすることで血糖を減らすんです 逆に、血糖値が下がった場合はグリコーゲンを分解してグルコースにするんです ②尿素の合成 タンパク質の分解の過程で生じた有害なアンモニアを毒性の低い尿素に変えるんです このことをオルニチン回路といいます ③解毒作用 アルコールを分解することでアセトアルデヒドと呼ばれる物質にします これが最終的に水とか二 酸化炭素になるんです。 アルコールとかは限らず、 人体に有害なものなんです。 大体 皆さん、 大人になったらお酒飲むと言う方が多いと思います そこで肝臓のありがたみをじっくり 味わってください。 よく二日酔いって言葉を言いますよね これって体内にアセトアルデヒドが残っている状態です。 ④胆汁の生成 やっぱりここ一まとめにして6個にするか +で赤血球の破壊 古くなった赤血球をぶっ壊してヘモグロビンを分解したときにできるピリルビンって呼ばれる成分 が胆汁を作る成分なんです 大体の血球っていうのが脾臓で破壊されると言いました ですが、赤血球の1部は肝臓で破壊されるものもあります 胆汁は、脂肪の消化を手助けする役割がありますよね 消化酵素は含まれていませんが乳化する働きがあります。 ⑤ 血しょうの中のタンパク質合成 血液の中のタンパク質を合成すると考えてください 物質の運搬に関与するアルブミン フィブリノーゲンなどの血液凝固に関与するタンパク質の合成など ⑥熱の発生 こんなにたくさんの役割をやっているんだから代謝はかなり活発なんですね なので熱がバンバ ン出てくるんですよ。 2番目に熱を出す器官です 筋肉にはかなわないけどな。
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腎臓 腎臓は背中側に二個(1対) あります こんな感じですか この腎臓から膀胱に伸びている管これを輸尿管といいます 1個の腎臓に1,000,000個の腎単位 (ネフロン) があります そして、腎臓の働きは尿を作ることです 巨 D この尿っていうのが老廃物を排出したり、水や塩分濃度の調節をしたり C 血液の流れ 腎動脈 腎臓 腎静 腎う ↓ 輸尿管 基本的にこれを覚えてもらえれば充分かなと思います 次はネフロンについて細かく見ていきましょう ぼうこう 皮質
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腎動脈 糸球体 ボーマンよう 物尿管 D こちらです この赤いのが血管です 腎動脈を通ってこの毛細血管が絡まっている部分、これを糸球体といいます この糸球体を包むようにして、袋状の構造をとっているものがボーマンのう 糸球体に入ってきた血液っていうのは濾過されてボーマンのうのほうに行きます この糸球体とボーマンのうを合わせて腎小体あるいはマルピーギ小体といいます 皮質に多く分布しています この濾過された液体が原尿です この原尿は細尿管(腎細管・尿細管)といいます これは髄質に多く見られるものです この細尿管を通る間に必要なものが、 また血管に戻される再吸収が起こります つまり、この再吸収っての無理矢理ATPを利用して戻し込むんですよ なので、濃度の違い これを濃度勾配と言うんですけどこいつに逆らって輸送してるんです この 輸送方法を能動輸送といいます。 (能動輸送とかは生物基礎の範囲ではないので、 覚えなくて結構) そして細尿管が集まった下、これを集合管と言うのですがここに集合する。 では、ここでそれぞれの特徴に合わせて物質を見ていきましょう。これは絶対覚えてくださいね。 濾過されない物質は赤血球とかタンパク質 すべて再吸収されるものはグルコース 大体が再吸収されるのが水とか無機塩類(塩化ナトリウムなど)
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そして、 全く再吸収されないのはイヌリン・クレアチニン そして、腎臓の計算も面白い問題がなかったので飛ばします では、次からは臓器とかそういう勉強ではなく神経とか反応についての勉強をしていきます 自律神経系 主に神経系っていうのは2つ覚えてください 中枢神経系と末梢神経系です 中枢神経系っていうのは、 脳とか脊髄という神経界のボスです 末梢神経系っていうのは体性神経系と自律神経系の2つに分かれます 運動神経とか、感覚神経って言うものは体性神経系に分類されます この自律神経系っていうのは間脳の視床下部で調整されてて意思とは関係なく体の働きを調節 します この自律神経系っていうのは主に2つあります 交感神経と副交感神経です 漢字間違えないようにしてくださいね 交換ではありませんから。 交感神経っていうのは脊髄 首の付け根あたりですか この脊髄から伸びてて興奮時とか運動時の時に働くものでこの神経伝達物質っていうのがノル アドレナリンと呼ばれるものです 副交感神経っていうのは脊髄+中脳+延髄から伸びていて睡眠時とか休憩時の時に働きます。 神 経伝達物質はアセチルコリン
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C (4) が 延髄 こちらヒトの脳です ①大脳 ② 緑色で示したところを 脳梁といいます そして少し緑色のちょっと出っ張ってる部分あって少し 膨らんでいる部分あるじゃないですか。これが脳下垂体です。 ③ 黄色で示した小脳といいます ④ 赤色で示した間脳といいます ⑤紫色で示した中脳といいます もう一度、特徴をさらっておくと 交感神経は基本的に脊髄からしか伸びない 節前神経が短い節後神経が長い 副交感神経は中脳・延髄・脊髄から伸びて 節後神経が短く 節前神経が長い これが交感神経と副交感神経を見分けるポイントとなります そして、両方とも同一の器官に分布しており拮抗的に働くという感じです 例を出すと交感神経が心臓に働きかけると拍動が促進される だから早くなってくるんですよ ですが、逆に副交感神経が働くと抑制されて拍動がゆっくりになります このようにして互いに逆の働きをする関係を拮抗的といいます こういうのを拮抗作用といいます それでは、特徴をまとめていきましょう
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拍動 瞳孔し 立筋 排尿 大促進 散大収縮抑制 抑制括約 促 血圧 気宮支皮膚血管 消化液 上昇 佐下収縮 拡張収抑制 促進 こんな感じですね 中には副交感神経が存在しないものもあります 内分泌系 先ほど自律神経系についてやりました それぞれの期間に、交感神経と副交感神経が分布しており拮抗的に働くことをやりました 内分泌系とは簡単に言ってしまえば内分泌腺からホルモンが分泌されて血液により標的器官に 運ばれる みたいなイメージを持っていてください と言っても、 新しい言葉が多すぎて何を言っているのか ですよね 先程の自律神経系と、 この内分泌系を合わせて体内環境を維持する仕組みとなっています やっぱり、こいつも間脳の視床下部が中枢となっているんです では、それぞれの言葉の意味をやっていきます 内分泌腺とは体内にあって体液中 (主に血液中) にホルモンなどを出しているところ それとは反対で唾液とかを出す唾液腺などのグループがある外分泌腺と言うものもあります 大きな違いっていうのは 外分泌腺って、 導出管があって体内から体外へ出すんです そして、ホルモンですね ホルモンっていうのは、化学物質なんですけどほんの少し微量で特定の標的器官にだけ働くん です そのホルモンによって働くものは決まっているのでその器官のことを標的器官といいます 膵臓に分布している神経を切断しても塩酸が十二指腸に流れたら膵臓から膵液が分泌した
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これがホルモンの発見になったようです つまり、ここから何が言えるのかなと言うと十二指腸で作られた化学物質が血管を介して膵臓に 作用したんだなと こんなことがわかるわけです この化学物質をセクレチンといいます これが後にホルモンという名前になります。 なので、セクレチンはホルモンですよ これ死ぬ気で覚えないといけない えげつない量のものがあります 正直、自分書くの面倒だと思ったので https://biology-manabiya.net/wp-content/uploads/2018/09/ea9252557fe933721b7a752fda56 3e9d-1.pdf こんな素晴らしいものがありました こちらのリンクから重要なホルモンの表がありますので、これで覚えてください ここからは構わ ずホルモンの名前を使いまくりますから 脳下垂体 ER 間脳視床下部 脳下垂体前葉 はい、こんな感じになっています どっちが前葉・後葉かはっきりさせておくこと 赤で書いたのは毛細血管です 脳下垂体後葉 上にあるギザギザした青色で示したやつ 神経分泌細胞です これがホルモンを出す細胞となるんです青色の線の長さって全然違いますよね。 間脳師匠株から伸びている神経伝達細胞 こいつが放出ホルモンとか抑制ホルモンと言うものを 血液中に放出しています そうすると、血管を通じて脳下垂体前葉のほうに来ます ここで 甲状腺刺激ホルモンとか副腎皮質刺激ホルモンとか成長ホルモンが作られ血液に放出 して全身に運ばれるんです それに対して脳下垂体後葉は放出ホルモンとか抑制ホルモン関係なく直接的にバソプレシンを 放出しています これが大きな違いです
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そして、フィードバック調節と言うものも勉強します よく出る例はチロキシンですね。 間脳視床下部から放出ホルモンが出されて 脳下垂体前葉から甲状腺刺激ホルモンが出されま す こいつが甲状腺に来るわけですよね そうすると、 甲状腺からチロキシンが分泌されて体全体に行くんです これによって、代謝が促進されたりします ですけど、あんまりチロキシンが分泌されすぎても困りますよね そうすると、 体って結構賢い仕組みをしててある程度出てきたら 間脳視床下部と脳下垂体前葉に抑制をしろと命令するんです このことを負のフィードバックといいます このようにして、内分泌腺の世界では1つの現象に対してフィードバックが必ず行われます では、血糖値が下がりすぎたらどういう反応をするのかを3つ見ていきましょう とりあえず血糖濃度を高めたいんです 下がりすぎると死に至る可能性があるからです。 だから、血糖濃度を大体0.1%位に保てばいいんですよ ここからは、 自律神経系の知識も絡み合ってきますからね 交感神経が興奮することで副腎髄質に刺激がもたらされます そうすると、副腎髄質からアドレナリンが分泌されてグリコーゲンがグルコースに変えるんです こうすることによって、 血糖量の増加が出ますよね。 肝臓の所でも言いましたが血糖っていうのはグルコースなので そして、もう一つ交感神経が興奮することで膵臓のランゲルハンス島つまりA細胞 ここからグル カゴンが分泌されてグリコーゲンをグルコースにするんです (正直、 生物に何の関連性もない話をするんですけどなんも面白くないですからね 私の同級生に生物を教えてあげたんですよ そして単にランゲルハンス島がと言ったんです ね。 そしたらどこの国にあるんですか? て聞いてきたわけですよ。 なので膵臓と書いておきまし た。) 3つ目 間脳視床下部から放出ホルモンが脳下垂体前葉に届きます そうすると脳下垂体前葉が副腎皮質刺激ホルモンを副腎皮質に届けます そして、この副腎皮質からは糖質コルチコイドが分泌されて タンパク質をグルコースに糖化させ ます 今度逆に上昇させ過ぎた場合 副交感神経がランゲルハンス島のB細胞に働きかけてインスリンが出てきます これによってグルコースをグリコーゲンに変えるんです では、次体温維持の役割を見ていきましょう やっぱり、ここでも重要なのが間脳視床下部です 体温が低くなりすぎると、 低体温症となってしまうので 交感神経が副腎髄質に働きかけてアドレナリンを分泌させます これによって、 心臓の拍動を促進 骨格筋での物質の分解促進などがあります
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これによって発熱量が増加します そして、これも交感神経の話なんですけど立毛筋に働きかけて収縮するんです これによって、毛穴が閉まるので 放熱量の減少があります 皮膚の血管もほぼ同じような仕組みです 後は間脳視床下部が放出ホルモンを分泌して脳下垂体前葉に働きかけます ここから甲状腺刺激ホルモンが甲状腺に届くわけですよね ここからチロキシンを分泌させて発熱量が増加する感じです そして間脳視床下部から放出ホルモンが分泌されて次は前葉から副腎皮質刺激ホルモンが副 腎皮質に働きかけます そうすると、副腎皮質から糖質コルチコイドが分泌されます 筋肉とかをグルコースに変えて血糖量を増やしてくれます これによって発熱量の増加ができま す。 逆に、 体温を下げる働きは 副交感神経が働いて心臓の拍動を抑制します 心臓が拍動することによって、それだけ熱が出 るわけですからね。 そして、肝臓も熱を作る役割がありましたよねこれにも副交感神経が働いて抑制されます 汗腺こいつには交感神経が働いて発汗を促すんです 汗をかいて熱を逃がすということなんで す。 発熱量の減少だとか 放熱量の増加とかですね 生体防御 まず生体防御とは何かということですが 異物の侵入とかを阻止したり最悪入っちゃったので除去することです 皮膚とか体液とか免疫とか血液凝固とかもそうなんですよ ここでは免疫メインでやっていきます 皆さんの体内に異物が入る これ3つの壁があるんですよ ①物理的・化学的防御 皮膚とか咳によって異物が入ってくることを防ぐんです これでも入って来ちゃった場合、 自然免疫というものが働いてくれます ②自然免疫 好中球・マクロファージ 樹状細胞などの白血球が担当しており食作用で異物を分 解するんです これでも無理だったら、 最終奥義 獲得免疫があります ③獲得免疫 主に細胞性免疫と体液生命液に分かれて 抗体によって異物を凝縮させたり、 排除したりするのが体液性免疫担当白血球は樹状細胞・ヘ ルパーT細胞・B細胞
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T細胞による感染細胞の排除は細胞性免疫の役割で担当白血球は樹状細胞・ヘルパーT細胞・ キラーT細胞 獲得免疫に関しては難しいので別の区切りでやりたいと思います ここからさらにこれを細かく見ていきましょう では1番最初の防衛ライン 物理的・化学的防御について見ていきます 皮膚の表皮の1番外側は角質層になっていて水分の蒸発や病原体の侵入を防いでいます この角質層の成分が死んだ細胞とかケラチンと言うものです そして皮膚にはディフェンシンと呼ばれる酵素が含まれててこれが細菌の細胞膜を破壊してくれ ます 次 汗と涙と皮脂 一気に3つ見てみましょう こいつらはpH 3から5ぐらいの弱酸性で病原体の繁殖を防いでくれます 特に、汗と涙に関しては、リゾチームと言う酵素があって細菌の細胞壁を破壊してくれます 気管支、粘液を分泌し繊毛運動をして異物を排除してくれます せき・くしゃみ、 異物を体外へ排出する 胃….. 胃酸による処理 では、次第二回目の防衛ライン 自然免疫 その前に白血球の種類を覚えてもらいたいなと思います 白血球って食細胞とリンパ球に分かれます 食細胞は好中球・マクロファージ・樹状細胞 その中でも好中球はつぶつぶの白血球です 食作用によって細菌を排除する感じですね。 傷口から膿みが出てきたりするのは好中球の死骸です マクロファージこいつは食作用がすごく強い食作用と同時に抗原提示を行います そうすると、炎症が起こるんですよこれは自然免疫の説明で詳しく説明します。 樹状細胞は食作用と強めの抗原提示を行います このマクロファージとか樹状細胞は抗原提示の役割がありますよね これは単球から分化しているんです リンパ球は T細胞・B細胞 NK細胞この3つです。 T細胞 この中でもヘルパーT細胞とキラーT細胞に分かれます ヘルパーT細胞は抗原提示を受け取る キラーT細胞は感染した細胞を攻撃する。 胸腺で分化して成熟しています
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B細胞は抗体産生細胞に分化して抗体を作る 骨髄とか脾臓で分化して成熟します NK細胞(ナチュラルキラー細胞) はがん細胞とかウィルスに感染した細胞を攻撃するんです ここでインターロイキンって呼ばれる情報伝達ホルモンがあって間脳視床下部に働きかけると発 熱します そしてサイトカインって呼ばれるインターロイキンとかインターフェロンって言う情報伝達ホルモン の総称ですね こいつが肥満細胞 別名マスト細胞ともいいます ヒスタミンっていうのが分泌されて血管壁が拡 張されることによって炎症が起こります この情報を踏まえて、 自然免疫が起こる順番を入れ替えると ①病原体とか異物を感知したらマクロファージがサイトカインを分泌する ② インターロイキンが間脳視床下部に働くことで発熱する ③ サイトカインが肥満細胞 (マスト細胞)に働くことで、 肥満細胞からヒスタミンが分泌される ④ サイトカインによって好中球・ NK細胞・単球が集合する ⑤ 単球がマクロファージや樹状細胞に分化して病原体を食作用で排除 NK細胞に関しては直接 攻撃をする ⑥食作用を行った好中球は死んで死骸となるこれを化膿といいます。 獲得免疫 これは少し内容が多いです そして理解に苦しむ方が結構いるんですよ。 なので、最初にある程度全体像をとらえてもらえればいいかなと思います 獲得免疫っていうのは侵入した病原菌とか異物に特異的に働く免疫であり、主にリンパ球が出て きます 特異的、、、 全体ではなく特定の病原菌とか異物に対して そして後天的、、 生まれながらに持っているものではなく生活をする中でリンパ球が学習を繰り返 して獲得免疫が備わっているんです ちなみに、 適応免疫っていうものがあるんですけど獲得免疫の別名だと思ってください。 一緒で す。 そして、これの凄いところなんですけど一度接触した病原菌とか異物の情報が免疫に記憶される んです これをそのままですが、 免疫記憶といいます 主に2つあったよね。 おさらいしておこうか 体液性免疫、、、 主にリンパ球のB細胞が活躍してて抗原抗体反応によって異物とか病原菌が排 除されるんです 細胞性免疫はキラーT細胞が出てきて感染細胞とかを直接的に攻撃するんでした
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ちなみに、脊椎動物しか獲得免疫は持ちません 少し免疫記憶についてほんの少しですけど、掘り下げていきましょう T細胞とかB細胞の1部っていうのは先ほども言った通り、 1回接触したら病原菌とか異物の情報 が免疫に記憶されるんです この記憶に残るところの細胞を単に記憶細胞といいます これは後々 2回目の応答で反応が速くなるんですこの2回目の応答のことをそのままですが、 二次応答といいます。 そして、2回目の方が強くもなるんですよ では、皆さん注射の話をしましょう 予防接種とか病院に行きますよね 皆さんは注射大好きですか? ちなみに、これを書いている主は大嫌いです 注射って結構知ってる人多いと思います 体にめちゃくちゃ弱らせた毒素を体内に入れ込んでるんですよ 同じ抗原を2回注射したときの方が素早く大量の抗体が作られる そして、注射の話は1回終わりにして免疫の話に戻ります 自分に対して免疫反応を起こしてくるT細胞とかB細胞が排除されることで自分に獲得免疫が起 こらないような状況を免疫寛容といいます なんでこんなことをするのかって言いますと自分にとってすごい都合が悪いからです。 自分の攻撃を自分で攻撃することになりますから 自分で排除されるような仕組みですね自然と では、次 体液性免疫について理解を深めてもらいたいなと思います 樹状細胞が異物を取り込んでヘルパーT細胞に対して抗原提示を行います そうすると抗原提示を受けたヘルパーT細胞は司令官です B細胞に対して活性化しなさいと命 令を出すんです。 そうするとB細胞は活性化しますよね イメージとしては 異物を見つけてB細胞はこいつやっつけていいのかな? みたいなことを思うわけですよ。 そして、ヘルパーT細胞がそんなやつもうやっつけていいよといいます その結果 B細胞が増殖と分化して抗体産生細胞になるんです そしたら抗体産生細胞は抗体を作ってくれます これが抗原と結びつくことで不活性化するんです これでT細胞とかB細胞の1部に記憶細胞として残るわけです では、次細胞性免疫についてやっていきましょう まず、最初は先ほどと一緒で樹状細胞が食作用によって異物を取り込みます そしてヘルパーT細胞に抗原提示します
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そして、活性化したヘルパーT細胞がキラーT細胞を活性化させます そうすると、 感染した細胞をキラーT細胞が直接攻撃します 抗体は侵入することができないため 細胞膜を通過することができないんです なので細胞ごと除去します。 そして、ヘルパーT細胞が分泌したインターロイキンなどによりマクロファージなどの食分解をす る細胞が集合します T細胞の1部は、記憶細胞によって記憶されます 免疫による病気 医療 免疫病っていうのが免疫が過剰に働いたり逆に機能が低下することによって起こる病気のことを 言います 免疫力の低下による病気の例だと エイズ (AIDS)この病気は、 保健体育でも習うと思います これを略さずに言ったものが 後天性免疫不全症候群といいます これにも書いてある通りなんですが免疫が働かなくなって様々な症状が出てしまう病気ですね これの原因がHIV(ヒト免疫不全ウイルス) の感染による免疫機能の低下です そしてがんですね がん細胞を排除するNK細胞とか細胞性免疫の低下によるものです これによって、がん細胞が増殖してしまう病気です 一概には、免疫の低下だけで説明できるものではありません 上の2つは多分聞いたことあると思いますけど次はあんまりないのかなと思います 日和見感染 これ聞いたことありますかね これでひよりみ と読みます 免疫力が低下することによって普通では感染しないような病気に感染してしまうような病気です 日和見感染の例としてカンジダ症などがあります では、このテストに出やすいエイズをさらに細かく見ていきます エイズですね HIVに感染することで 細胞性免疫と体液性免疫の両方のヘルパーT細胞が壊されます そうすると、両方働くことできませんよね。 その結果、 日和見感染を発症してしまうことになります ですがね、現在ではエイズの治療法とかはかなり進んでいるらしいです なので、発症することを遅らせたりすることもできます
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これがほんとに試験に出てくるので では、次免疫の過剰反応による病気を見ていきましょう アレルギー 花粉症とかもアレルギーですし、 甲殻類アレルギーとかもありますからね ちなみに、私もアレルギー持ちです アレルギーを引き起こす抗原 (アレルゲン) に免疫が過剰に反応することで引き起こされるもので す 後は、自分自身の正常な細胞とか組織を免疫機能が攻撃してしまう自己免疫疾患とかもそうで すね。 例として関節リウマチとかバセドウ病とかがあります では、試験に出やすいアレルギーについて見ていきましょう アレルギーっていうのはすぐ出てくる即時型アレルギーとゆっくり出てくる遅延型アレルギーの2 つには 即時型アレルギーは体液性免疫 遅延型アレルギーは細胞性免疫となっています 花粉症とか食品系のアレルギーっていうのは即時型アレルギーに分類されて 特に激しい症状 が現れるものをアナフィラキシーといいます 遅延型は最大の症状が出るまでに時間がある ツベルクリン反応など 結核菌の免疫記憶を調べる反応です これが陰性だった場合BCGを接種します 別の個体から非自己と認識されて脱落する現象のことを拒絶反応といいます では、ここから医療の話をします 予防接種 皆さんはワクチン聞いたことありますかね? 多分あると思います。 ワクチンって病原 体の名前なんですよ。 弱体化とか無毒化したワクチンを接種して抗体とか記憶細胞を作らせて免疫記憶を成立させる 方法を予防接種といいます 即効性は無いんですけど長期間継続されます そして、もう一つ、 血清療法とあります 他の動物に抗体を作らせてヒトにその抗体を含んでいる血清を注射する そして体内に入った抗 原を不活性化させるんです これは即効性ありで、 短時間しか継続できません そして、軽い歴史の話です ワクチンを開発した人物はイギリスの医師であるジェンナーって言う人です そして、血清療法を開発した人物、 北里柴三郎です 特に破傷風です。
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生物
答えが3なんですけど、解説がないのでどうしてこうなるのか説明お願いします😭😭
Senior High
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(a)について質問です 1枚目の写真が図1のBです なぜこれだけでバイオームは夏緑樹林と判断できるのか教えてください!😭🙏🏻
Senior High
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(1)の答えがカなのですが、どうしてこうなるのか解説お願いします🙏🏻
Senior High
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(2)についてなのですが、Cを亜香木、Dを高木としたのですがなぜ違うのか教えていただきたいです😭🙏🏻
Senior High
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この図で、光合成速度がこれになる理由ってなんですか?
Senior High
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この文ってどこが間違ってますか?
Senior High
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