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4 雲のでき方について調べるために,次の実験を行った。 後の(1)~(5)の問いに答えなさい。
[2点×5]
[実験1]
山のふもとで, 密封された菓子袋の
質量をはかった。 その後, 標高の高い
山に登り 山頂付近で菓子袋を確認し
たところ,図Iのように変形していた。
この菓子袋の質量をはかった。
☑ I
山のふもとでの
菓子袋のようす
山頂での菓子袋
のようす
[実験2] (a) 水で内部をぬらした丸底フラスコ
の中に, 少しふくらませたゴム風船
をつるし、線香の煙を少し入れた。
(b) (a)のフラスコに, サーミスタ温度
計(デジタル温度計) の先端(温度
センサー)をさして注射器をつない
だゴム栓でふたをし,図IIのような
装置をつくった。
図Ⅱ
・ゴム栓
ビニルひも
注射器
ピストン
サーミスタ
温度計
※ゴム風船
丸底フラスコ
(c) ピストンをすばやく引いたところ,
ゴム風船が変形し, フラスコ内が白
くくもった。
(1) 実験1で, 山頂付近ではかった菓子袋の質量は,山のふもとではかった菓子袋の質量と比べて
どうなっているか。 次のア~ウから選びなさい。
ア 大きくなっている
イ 小さくなっている
ウ同じである。
(2)実験2の(a)で, フラスコの中に線香の煙を入れたのはなぜか, 簡潔に書きなさい。
(3)実験2の(c)の結果, フラスコ内のゴム風船とフラスコ内の温度はどのようになったか。 最も適
切なものを、次のア~エから選びなさい。
ア ゴム風船はしぼみ, フラスコ内の温度は下がった。
イ ゴム風船はしぼみ, フラスコ内の温度は上がった。
ウ ゴム風船はふくらみ, フラスコ内の温度は下がった。
I ゴム風船はふくらみ, フラスコ内の温度は上がった。
(4) 次の文は,これらの実験からわかる 雲のでき方について説明したものである。 文中の①の
| 内のアイから正しいものを選びなさい。 また, ② に当てはまる語を書きなさい。
空気のかたまりが上昇すると,周囲の気圧が①ア 高く イ低くなるため, 空気
のかたまりが膨張する。 空気が膨張し, 空気の温度が ② に達すると, 空気中の水蒸気
が凝結して水滴になり, 雲ができる。
(5)実験2と同じ水の状態変化によって起こる現象として最も適切なものを,次のア~エから選び
なさい。
ア晴れた日に, 外に干しておいた洗濯物が乾いた。
イ朝、家の近くの植物の葉に, 露 (水滴) がついていた。
ウ 冷凍庫に入れておいた冷凍食品の袋に霜 (氷) がついていた。
エコップに水と氷を入れ, 机の上に置いておいたら, 氷がとけてなくなっていた

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実力テスト理科
[雲のでき方〕
解答例
(1)ウ
* 登るとちゅうで食べない限り質量は変わらない
(2)水蒸気が水滴になるための核 (凝結核) とするため。 * 空気中のちりの役割
3
ウ
* フラスコ内の気圧が風船内の気圧よりも小さくなるから
(1) イ (2) 露点 * 露点…水蒸気が水滴になり始めるときの気温。
(5)イ
* 状態変化･･･ 氷 (個体) 水 (液体) 水蒸気(気体) のように
性質は変わらず見た目だけ変化すること
* イは、水蒸気が液体に変わる状態変化