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ノートテキスト

ページ1:

万葉集
あ
3年国語科 2学期中間試験用(和歌の世界)
わ やど
H
『君待つと吾が恋ひをれば我が屋戸のすだれ動かし秋の風吹く』について、次の問いに答えなさい。
傍線部@の訳として適切なほうを選びなさい。
ア私が恋しく思っていますと 私が恋しく思っているのならば
【
】
(傍線部⑥について、次の問いに答えなさい。
答 ア
【
【
「すだれ」を動かしたものは何か。歌の中から書きぬきなさい。
1
2 「すだれ」が動いた瞬間の作者の気持ちを、次から一つ選びなさい。
(2)
ア待ち人が来たというときめき イ来ない人を待つむなしさ
ウ 秋風の激しさに対する驚き
1
秋の風 ② ア
手持ちぶさたで待つ退屈さ

ページ2:

3
あふみ
な
いにしへ
2 『近江の海波千鳥汝が鳴けば心もしのに古思ふゆ』について、次の問いに答えなさい。
【
【
①「近江」を現代仮名遣いに直し、すべてひらがなで書きなさい。
】
「汝」とは何ですか。歌の中から書き抜きなさい。
】
この歌に詠まれている作者の心情として適切なものを、次から一つ選びなさい。
ア夕暮れの景色を楽しんでいる。 イ激しい悲しみに耐えている。
ウしみじみと昔を思っている。
【】
答 おうみ (4) 千鳥 (1) ウ
未来に思いをはせている。

ページ3:

3
イ
あ
次の二つの歌A・Bについて、後の問いに答えなさい。
いも
あれ
ぬ
A 『あしひきの山のしづくに妹待つと我立ち濡れぬ山のしづくに』
B 『我を待つと君が濡れけむしひきの山のしづくにならましものを』
WAの歌とBの歌に共通して使われている枕詞と、その枕詞が係る語をそれぞれ書きなさい。
枕詞【
】
係る語【
2 この二つの歌は、ふたりで歌を交わし合う唱和の形をとっています。 それぞれどんな心情を歌っ
ていますか。次からそれぞれ選び、記号で答えなさい。
ア山のしずくの美しさに対する感動。
山のしずくに濡れるほど長く待たされたことへの不満。
ウ 山のしずくに濡れるほど長く待った相手へのいとおしさ。
愛する人を長く待たせたことを心からわびる気持ち。
オ愛する人を濡らしたしずくになりたいという素直な恋心。
A【 】B【】
答枕詞 あしひきの係る語山 A B オ

ページ4:

【
【
I
4 次の歌について、後の問いに答えなさい。
うりは
瓜食めば子ども思ほゆ
しぬ
栗食めまして偲はゆ
いづくより来たりしものそ
まなかひにもとなかかりて
やすい
安眠しなさぬ
反歌
しろがね くがね
銀も金も玉も何せむにまされる宝子にしかめやも
1 前半の歌のように、五音・七音をくり返し、最後を五音・七音・七音で結ぶ形式の歌を何とい
うか。
]
2 「瓜食めば子ども思ほゆ」と対句になっている部分を、歌の中から書きぬきなさい。
】
③ 作者はなぜ「安眠」できないのですか。簡潔に書きなさい。
4 「しかめやも」は「及ぼうか、いや及びはしない」という意味です。これと同じ表現が使われた文
を、次から一つ選びなさい。
アそろそろ行こうか。
あれか、これかで迷う。
ウこれは誰の本ですか。 エ誰が真実を知ろうか。
(
答 長歌 12 栗食めばまして偲はゆ 例 子どものことばかりが頭をよぎるから。
4
]

ページ5:

たまがわ
なに
こ
かな
LO
『多摩川にさらす手作りさらさらに何そこの児のここだ愛しき』について、次の問いに答えな
さい。
この歌の中から、序詞を書き抜きなさい。また、その序詞が導き出している言葉を、五字で書き
抜きなさい。
序詞【
1
導き出している言葉 【
【
答
(2)(1)
②この歌について発言した次のア~エのうち、この歌の解釈としては適切でないものを一つ選びな
さい。
ア 「さらさらに」という言葉に、川の流れや布の質感を感じる。
イ繰り返されるおなじ響きの言葉が、川の流れのように軽快だ。
ウ素直に歌われた恋心に、さわやかな印象を受ける。
エ働く女性のつらさが歌われていて、胸を打たれる。
3 この歌に込められた作者の心情を表す言葉を、六字で書き抜きなさい。
】
序詞 多摩川にさらす手作り導き出している言葉 さらさらに
1 ここだ愛しき

ページ6:

6
【
【
『父母が頭かき撫で幸くあれて言ひし言葉ぜ忘れかねつる』について、次の問いに答えない。
この歌のように、主に東国地方から徴集され、九州地方の守備にあたった兵士やその華族が詠ん
だ歌を何というか。漢字 三字で書きなさい。
】
2 「忘れかねつる」とありますが、父母の言ったどんな言葉が忘れられないのですか。 歌の中から書
き抜きなさい。
答 防人歌(さきもりのうた)(幸くあれ

ページ7:

古今和歌集
【
答
7 『人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香ににほひける』について、次の問いに答えない。
この歌は何区切れですか。漢数字で書きなさい。
【 】区切れ
(作者は、「人の心」と「花」をどう詠んでいますか。次から一つ選びなさい。
ア人の心は花と同様に、あてにならないものである。
イ 人の心は花と異なり、あてにならないものである。
ウ花は人の心と同様に、昔も今も変わらないもので
花は人の心と異なり、あてにならないものである。
】

ページ8:

00
8
ぬ
3
【
『思ひつつ寝れば人の見えつらむ夢と知りせば覚めざらましを』について、次の問いに答えない。
この歌は何区切れですか。漢数字で書きなさい。
区切れ
2 「人」とはどんな人ですか。次から一つ選びなさい。
ア 遠くに住む両親 イなくなった祖父母
ウ恋しい男性
エ なつかしい友人
「夢」とはどんな夢ですか。 「恋しい」という言葉を使って書きなさい。
I
4 この歌に歌われた心情を、次から一つ選びなさい。
ア恋しい人へのうらみ イ 夢の世界の楽しさ
ウ恋心のせつなさ
答 三
エ夢に寄せる期待
恋しいとおもっている人に会えた夢。
ウ
】

ページ9:

6
3
【
【
きのふ
けふ
『世の中は何か常なるあすか川昨日の淵ぞ今日は瀬になる』について、次の問いに答えない。
「あすか川」のように、二つの意味が重ねられている表現技法を何といいますか。
「あすか川」には二つの意味が重ねられており、一つは川の名前であるが、もう一つは何ですか。
漢字二字で書きなさい。
この歌に歌われていることとして適切なものを、次から一つ選びなさい。
ア人は常に永遠を追及しているということ。
イ人の世が滅びても自然は不変とういこと。
ウ 自然は人間には制御できないということ。
【】
答 掛詞
世の中なの万物は常に変化するということ。
明
日
@ H

ページ10:

新古今和歌集
3
【 】 区切れ
もみぢ
とまや
『見わたせば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮れ』について、次の問いに答えない。
この歌は何区切れですか。漢数字で書きなさい。
② この歌では、華やかさを感じさせるものとわびしさを感じさせるものが対照的に詠まれていま
す。華やかさを感じさせるものを二つ、わびしさを感じさせるものを一つ、それぞれ歌の中から書
き抜きなさい。
華やかさ 【
】【
わびしさ 【
】
この歌の結句「秋の夕暮れ」のような結び方を、表現技法上何といいますか。漢字 四字で書きな
さい。
【
】
答①三 (1華やかさ 花・紅葉 わびしさ苫屋 (1) 体言止め

ページ11:

11
『玉の緒よ絶えなば絶
からへば忍ぶることの弱りもぞする』について、次の問いに答え
ない。
○ 私の【
「玉の緒」とは何ですか。 次の言葉に続く形で漢字二字で書きなさい。
1
2 「絶えなば絶えね」に込められた作者の思いとして最も適切なものを、次から一つ選びなさい。
アいっそ死んでしまいたい イ 死んだところでどうにもならない
ウ死んだらどうなるのだろう エもう死ぬべきときがやってきた
答 1 生命(ア

ページ12:

けぶり
12
ない。
【
【
『風になびく富士の煙の空に消えてゆくへも知らぬわが思ひかな』について、次の問いに答え
この歌のように、決まった音数より音数が多くなることを何といいますか。
②「富士の煙」にたとえられているものは何ですか。歌の中から四字で書き抜きなさい。
【】
この歌に詠まれている作者の思いとして最も適切なものを、次から一つ選びなさい。
ア この世と別れる自分の身と思いのはかなさ。
イ 行先のわからない自分の思いの不安定さ。
ウ まだ見ぬ地を訪れたいという旅への憧れ。
エ出家して生きる覚悟ができない自分の弱さ。
答 字余り わが思ひ

ページ13:

13
「万葉集」「古今和歌集」「新古今和歌集」について、それぞれが成立した時代を書きなさい。ま
た、その歌風についての説明を、次のア~ウからそれぞれ選びなさい。
ア機知に富む表現で、繊細かつ優美に四季や人の心をうたう。
イ 率直かつおおらかに、自然や人間への愛情をうたう。
ウ 技巧に優れ、華やかな歌から内省的な歌まで多彩である。
万葉集
【
時代】歌風 【
古今和歌集 【
新古今和歌集 【
時代】歌風【
答 万葉集
奈良時代 歌風
古今和歌集 平安時代 歌風
新古今和歌集 鎌倉時代 歌風 ウ
時代】歌風【
】
【
【

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