✨ 最佳解答 ✨
二酸化炭素を吸収したBa(OH)2が残っているから、HCIと中和するのはBa(OH)2🙇
二酸化炭素は完全に吸収しますが、Ba(OH)2が残るのです。だから、塩酸を使う逆滴定になっているのです。
理解できました。ありがとうございます。
二酸化炭素を塩基に吸収させ、残りの塩基とも中和させるのを逆滴定といいます(酸か塩基を2回使う滴定)。
今回の場合、最初に二酸化炭素を吸収させる塩基を多めにするのはお決まりのパターンで、今回は水酸化バリウムを使い、吸収させています。すると、塩である炭酸バリウムが水溶液にできますが、この炭酸バリウムは難溶性のため、沈殿します。だから、この塩は塩基性(弱酸と強塩基の塩)ですが、沈殿してますから反応に加わりません。したがって、二酸化炭素を吸収させた残りの水酸化バリウムと塩酸を反応させ、逆滴定を完成させるのです。
最大のポイントが、問題文の「反応後の上澄み液」です。つまり、この上澄み液には、沈殿した炭酸バリウムは入っていないのです。
だから、
酸性は二酸化炭素+塩酸、
塩基は水酸化バリウムの逆滴定となります🙇
回答ありがとうございます。
質問なのですが、問題文にはCO2が完全に吸収したとあり、さらに反応後の上の液をHClと中和と書いてあるので、BaCO3で中和となるのではないですか?