✨ 最佳解答 ✨
基底膜の剛性の違いが、音の振動数ごとの共鳴位置を決定しているため、高振動数ほど基底膜の基部側が共振する。
基底膜は蝸牛の基部から先端(頂部)にかけて幅と剛性が異なる。
基部側(入り口付近):幅が狭く、剛性が高い(硬い)。
頂部側(奥の方):幅が広く、剛性が低い(柔らかい)。
物体はその固有振動数に近い周波数の波に対して共振しやすくなる。
剛性が高い部分(基部側)は、高い振動数(高周波)の音波に共鳴しやすい。剛性が低い部分(頂部側)は、低い振動数(低周波)の音波に共鳴しやすい。これは、弦楽器の弦の太さと張力の関係と似ている。細くて張力が強い弦は高い音を出しやすく、太くて張力が弱い弦は低い音を出しやすいのと同じ原理。
高周波(高振動数)の音波は、基底膜の基部で強く振動し、そこでエネルギーが消費されるため、奥まで届かない。
低周波(低振動数)の音波は、基部ではあまり影響を受けずに進み、最終的に柔らかい頂部で強く共鳴する🙇
こんなに詳しく教えていただきありがとうございます!
大変分かりやすいです!もうそういうものとして覚えようかと思っていたのですが、きちんと理屈を知る事ができて良かったです。すっきりしました。ありがとうございました🙇🏻♀️