Chemistry
高中
已解決
化学
問2です。赤線で書いたやつが答えだと思いましたが、違いました。なぜですか?
問2 図2のようにピストンつきの容器に一定量のヘリウムを入れ, 容器内の体積を 2.0L
にすると,容器内の圧力は 1.0 × 10 Paであった。 このあと,温度を一定に保ち、容
器内の体積が 10.0Lになるまでピストンを引きながら, 容器内の圧力を測定した。
このとき、容器内の体積を V[L], 圧力をP 〔Pa] とすると,VとPVの関係はどう
なるか。横軸をV,縦軸を PVとして得られるグラフを,Vが2.0L から 10.0Lの範
囲で解答欄に実線で示せ。
ヘリウム
動かすことのできるピストン
図 2
4 物質の状態とその変化 (30点)
解答 配点
問1 4
3点
問2
5.0
4.0
3.0
PV
×10 [Pa・L]
2.0
問3 74
問4 1
問5 2
1.0
0
0
2.0
4.0
6.0
8.0 10.0
V [L]
問6 4個
問7 (1) 面心立方格子
●解説
(2) 3
4点
4点
3点
4点
4点
4点
4点
問1 第2周期元素の水素化合物の沸点に注目する。 14 族 ~ 17 族の第2周期元素の
水素化合物は順に,メタン CH4, アンモニア NHs, 水H2O フッ化水素 HF であるが,
このうち, NHs, HO, HF は分子間で水素結合をもつため、 沸点が比較的高くなる。
図1中の1~3の第2周期元素の水素化合物は, 第3~5周期元素の多くの水素化合
物の沸点にくらべてかなり高い値を示しており,これらの分子間には水素結合がはた
らいていることがわかる。 したがって, 水素結合をもたないCH を構成する Cは 14
族であり,それを表すグラフは, 4である。
問2 容器内の気体において, ボイルの法則を考えると,
PV = k (kは定数)
と表せる。 ピストンを動かす前の状態 V = 2.0L, P = 1.0 × 10Pa を代入すると,
k=2.0×10 Pa・Lとなる。 Vが 2.0L ≦ V≤ 10.0Lの範囲であることに留意する
と,図アのようなグラフになる。
5.0
4.0
3.0
PV
×10 [Pa・L]
2.0
1.0
0
2.0
4.0 6.0 8.0 10.0
V [L]
図 ア
問3 物質Aがすべて蒸発している状態で気体の状態方程式を適用する。物質Aのモル
重要 ボイルの法則
温度一定のとき,一定量の気
体の体積Vは圧力Pに反比例
する。
P.V=PV2
P, P2 圧力
Vi, V2 体積
公式 気体の状態方程式
PV=nRT
M=
wRT
PV
P: 圧力 [Pa]
V: 体積 [L]
n: 物質量 [mol]
R: 気体定数 〔Pa・L/(K・mol)〕
T: 絶対温度 [K]
M: モル質量[g/mol]
w 質量[g]
質量を M [g/mol] とすると,
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